達人同士

達人は達人を知ると言う。
ヲタクはヲタクを知ると言う。
(言う…か?)
毎度おなじみ(?)神崎の行くところヲタク有りって話です。


場所は保育園。
うちの子と同級生の親御さん夫婦と何気ない話をしていました。
まあそのご一家をA家といたしましょう。


A妻「うちは両親ともに遠方だから召喚魔法使えないの」

…。
あーなんかこれもしかして。
と思ったのですが、へーそうなんですかとその場は終了。

後日。
たまたま公園でA家に会いました。
私は一人で通りがかったのですが、A家は一家3人(夫婦と子供)で遊びに来ていました。
そこで私も混じってしばらく遊んだのですが、その時A夫さんが子供用の低い平均台の遊具に乗りながら曰く。


A夫「鉄骨渡り〜〜」
私「カイジですか!」


……なんでこの人私にこのネタ振ったんだろう………。
つか鉄骨渡りでカイジかってツッコむ私も私なんですが、合ってたみたいなんでいいです。


A妻「でもあなた、カイジじゃないよね」
私「じゃあ佐竹(最後で落ちる人)で」
A夫「俺、佐竹か〜〜〜!」


今思えばヲタクだっていうのは互いになんとなく察していて、どのくらいなのか探り合っていた気がします。
でも私、自分で言うのもなんですが守備範囲広いんですよ。広く浅くなんですよ。だから分かりづらいんですよ。ハハハ。
そしてA夫さんがカイジネタ振ってくるっていうのはまあ男の人には一般教養みたいなところがあるから(そうか?)、どれほどのものかわからないけどとりあえず漫画は読むんだろう。
しかしA妻さんの方は?どうなんだ?読めん。うちの夫曰く「君と同じような匂いがする。漫画だけじゃなくて普通の小説も読むだろう」とのことで、なんでそんなのわかるんだ。謎だ。
とにかくご夫婦ともとても感じの良い人で、お子さんも可愛いので家族ぐるみで付き合えたら嬉しいねーと我が家サイドでは話していて、保育園の参観日とかで会えるのを楽しみにしていたのでした。


さらに後日の保育参観日。
今度うちに遊びに来てくださいねーなんて流れでA妻さんと私がついにLINEのID交換!
よーしやっと個人的に連絡が取れる!
ID交換して確認メッセージを………となったときに私に魔がさしました。


「ありがとうございます」というスタンプ送信。
「左門君はサモナー」のやつ。


…いや、言い訳させてもらうとヲタクの間で一つの尺度として「ジャンプ漫画」というのはギリ一般向けなんですよ。
漫画とかも読むんですよ、と言って相手が一般人かも?と思ったら「ワンピースとか」だったら誰でも知ってるから!へーそうなんだというくらいの反応だったら、そこで引けばいいから!
果たして。


A妻からのメッセージ「てっしー!!あー、確かにBくんママ(私のことだ)、てっしーに似てる!」


…いや、似てないですがなんの躊躇もなくスタンプの登場人物名(しかも愛称)をぶっこんでくるあたり、あーもうあなた完全に同類ですねそうですね!!!!!
果たしてA家は我が家と同じくジャンプを購入していて、A夫さんとうちの夫は「ジャンプの打ち切り漫画を執拗に覚えている」という暗い趣味を共通としていて、A妻さんはよしながふみもイケて(しかも昔のBL時代から)、昔のダーリンは飛影でってそんな感じでした!!!アハハ!!!ありがとう!!!


世の中は意外とヲタクに満ち溢れてる優しい世界なんじゃないかなってそんな感じです。
神様ありがとう。
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かんざき * 日常アレコレ * 23:45 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

ローカルワード

友人に借りた「青空エール」を読みました。
ヒロインが吹奏楽部で、野球部の男の子を好きになって応援したいとかまあそんな漫画(雑)。
良い子たちではあるんだけど、ヒロインは部活を辞めそうな先輩を励ますために夜(おそらく20時くらい)に住宅街で、しかも複数人でトランペット吹いたり、好きな男の子が出た野球の試合に応援に行って、負けたら思いが高まりすぎて両校の礼の最中だか後だか忘れましたが明らかにモラル違反のタイミングで校歌吹いたり、自分が先輩になったらなったで後輩の男の子が辞めそうとなると部活後毎日家に押しかけ、「夜に来られてもちょっと…」とやんわり断られると毎日手紙を出すというよく考えたらサイコなことをやってました。
野球部の彼も彼で3年になるや「俺が主将になったからには1年誰も辞めさせないで甲子園に行く!」と息巻いていて、いや、その気合は結構だけど辞める辞めないは個人の自由であって、他人の選択を自分の目標にしない方がいいよ?あと入ったからには辞めさせないってどこのキャッチセールスだよと思いましたが若さですかね。そういうのはね。

…いや、それはどうでもよくてですね、その漫画の中で、


コンクールで金賞を取るも上位大会進出は逃す


という現象のことを「ダメ金」と呼んでいたんですよ。
吹奏楽には明確な「勝ち負け」というのがないので、学生のコンクールでは金銀銅の3ランクに分けられて、金のうち上手いとこ複数校が上位大会に進めるわけですね。
今調べたらアニメの「響け ユーフォニアム」でも出てきたらしいですね。

…その現象、我が母校の吹奏楽部では「カス金」と呼んでいたんです。
でも誰に聞いてもそんな呼称は知らんというのです。ネットでちょっと検索しても出てこんのです。
えーーーー。
まさかうちの高校ローカルだというの?まさか???
「カス金」という情け容赦のないところが、今思えば高校生っぽい含蓄に溢れているなとか思っていたのに。
うちの高校が「ちょっと変だった」という自覚はあるのですが、まさかそんなところにまで罠があったとは思いませんでした。
「カス金」という呼称をうちも使っていたよ!という方がいらしたら神崎までご一報ください。
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かんざき * 読んだものの感想 * 23:11 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

死神の爪痕

しばらく前に、愛猫が闘病生活をしていますよという話を書きました(ここ)。
それで今どうなっているかという話。


舌の腫瘍は壊死に向かいました。しかし炎症自体はおさまったので血の混じった涎は出なくなりました。
それは良かったのですが壊死したおかげで舌が変形し、うまく舌が動かせなくなって固形のごはんを自分で食べることはできなくなりました。舌は回復する器官ではないので、おそらく彼女が自力で食事を摂れることは生涯ないのだと思われます。
でも、それならそれでこちらにも覚悟が出来るので流動食をシリンジで与えることで解決しています。
嫌がらず頑張って飲んでくれて、飲む量も増えました。
おかげで元気といえば元気になり、トイレも問題ないし高いところへ自分でジャンプして登っているし、ゴロゴロ甘えにすり寄ってくるしなんだかごはん問題以外はほとんど元通りになったのでは?という感じです。
獣医さんからも「この年の猫ちゃんが、ここまで回復するなんて…!」と驚嘆されました(先生は絶対に言わなかったけど、内心では「これはヤバい」と思っていたのではないかと思う)。
それは嬉しい。


…しかし。
舌のせいなのか高齢のせいなのか、普通の涎はかなり出るもので、布製の家具とかやられてしまうわけです。
以前と同じように私のベッドに登って休まれたりするとシーツ総とっかえなわけです。
うーーーーん。
これが地味に痛い。
そして、涎の匂いってどうなんだろう。血が混じっていた時は腐敗臭?なのか?もっとひどい匂いだったのですが、今は血が混じらなくなって匂いが弱まったのか家族の鼻がバカになったのかわかりませんが気にならないような気もする…けど、どうもアテにならない。迂闊にお客様を呼べない。
お客様を呼べないというのはこれまた私にとっては意外なストレスでありまして、誰か呼びたいなーでもなー…と逡巡しておりました。


死神の手を払いのけ、蹴っ飛ばし、遠ざけたけれどもその爪痕は確実に残っているわけです。
これでよかったのか。自分でごはんを食べられなくなるというのは生き物にとって本来寿命の終わりなのだろうか。流動食を与えているのはエゴなのか。そして自分で助けておいて、涎が…とか気にするのはどうなのか。
でも何度考えてもどう考えても「命を諦める」という選択肢は出てこないのです。
流動食を飲んでいる時の懸命な口の動き、私を見てゆっくりとまばたきする様(注:猫の「大好き」のサイン)。
これで私が諦めたらこの子の命が終わるわけで、出来ることがあるうちは諦められないなと思う。わけです。


ではどうやったら共存できるかということに話がシフトし、ベッドには申し訳ないけど登らせないようにして別の居所を確保するとか、布製の家具はビニールシートで守るようにするとかそういう工夫をしています。
掃除もまめにするようにするとか。
あとは先日事情を話してわかってもらった上で近所の友人に来てもらいました。猫に慣れていた友人だったからか、「気にならないよ。大丈夫」と言ってくれて、猫がそばにいても長居してくれて嬉しかったです。多分その友人が思っている以上に私たち家族は嬉しかったのです。
誰だって可愛がっている娘に、なにか理由があったとしても「ちょっと娘さん…くさい…」と言われても、言われなくてもそう思われているとわかったらやっぱり落ち込むと思うので。
特に小さいお子さんは悪気がなくても正直に言ってしまうので、仕方ないとわかっていてもやっぱり…ね。
友人は2歳のお子さんを連れて遊びに来てくれましたが、そのお子さんもニコニコしながらうちの猫に接してくれて、とても嬉しかったです。


そしてともかくこれでなんとか、家族がみんな快適だと思えるように生活していけたら…と思っています。
…いますが、流動食を懸命に飲んでくれていても体重は減る一方で、ピーク時には4キロ以上あった体重はもう2キロをきろうとしています。
舌には新しい腫瘍が見つかり、錠剤をうまく喉の奥に放り込めず舌の上に乗っかったら、それだけで血が溢れてのたうちまわるようになってしまいました。
あらためて血液検査をしてもらったところ、肝臓は良くなってきているけれども甲状腺異常の数値はまた上がってしまっていて、舌の腫瘍のせいで白血球の数値も思わしくないとのことでした。
おまけにここ1、2日の間に咳が出始めて、これもしかして風邪ひきかけてる?


振り払っても蹴飛ばしても、どこまでもつきまとう影。
とりあえず錠剤は砕いて流動食に混ぜてあげることにしました。
居場所は毛布を敷いて、もっと暖かくするようにしました。


死神に負けるつもりはこれっぽっちもないのですが、なんでしょうね。
ここに書いてなにがどうなるというわけではないのですが、私、誰かに頑張れって言って欲しいのかもしれません。
猫はもう十分頑張っているので。
この世界の片隅に頑張って生きてくれている猫と、なんとか懸命に死神と戦っている家族がいるので、読んでくださったどなたかに、心の中ででも「がんばれー」と励ましていただけたら嬉しいです。

…がんばります。
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かんざき * 日常アレコレ * 23:46 * comments(2) * trackbacks(0) * - -

カレンダーのある風景

先日、銀座の伊東屋に行って来年の卓上カレンダーを買いました。
もう来年かよ!マジかよ!とツッコミつつ、あー数年前にこのシリーズのカレンダー買ったなあ。結局なんか私の好みのジャンルで選ぶと似たり寄ったりになるんだよな。違うの欲しいなー。と思いつつ選んでいました。
私の好み。

・曜日始まりは慣れるのでなんでもいい(好みじゃないじゃん)
・綺麗な絵のあるやつ。写真ではない。犬猫は自分ちの子の方が可愛いに決まっているのでパス。きたのじゅんこの卓上カレンダーが出てくれればそれで解決するんだ…!
・キャラクターものはディズニーであんまりケバくないやつまでが妥協ライン。しかしアリスはディズニーじゃない方が好き。
・できれば六曜が書いてあるといいなー。


…ですかね?あれ、絵以外の好みって特にないじゃん。まあ綺麗なやつ。
いや、そんなことはどうでもよくてですね。
結構年配のご夫婦が連れ立って選びに来ていたんですよね。卓上や壁掛けや数種類見ながら「これとこれにしましょうか」とか、ベタベタした感じではなく日常のものとして割合淡々と選んでいて、いいなあそういうのも羨ましいなあと思ったりしました。
我が家の壁掛けカレンダーは動物病院でもらったやつとか、仕事でクライアントからもらったやつとか、友人からもらった京成バラ園のやつとか……………。
と、ちょっと反省したりしなかったりしたのでした。

(あれ、オチがない)
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かんざき * 日常アレコレ * 23:05 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

ひとり!北海道の旅(6)(終)

やっと最終回です。いやはやほんとに時間がかかってすみませんでした。
ドラクエとか忙しくてさあ(反省してない)。

<2日目・午後>
スマホから何気なくPCメアド宛のメールをチェックするとそこには、私が乗る予定の飛行機が大幅に遅れる旨のメールがきていた。
15時新千歳発がなんと18時半発とのこと。
え?いや待て?なんでそんなに?今ここ曇ってるけど新千歳は大雪なのか!?
焦って調べてみたら他の飛行機は問題なく飛んでいることが判明。まさかよもやの機材トラブルーーー!!!
(もっと前の時間にどこか他のところで使っていた機材に何か不具合があって、しかしきっちりスケジュール組んじゃってるから他の機材を回すわけにもいかず、玉突き式にその後のスケジュールが全部遅れるというやつ)。
ここで当たるか…とガックリしたが、ガックリする前にさ、もっと早くわかっていれば時間ギリギリまでネオのところに張りつけたわけ!急ぎの用なんだから電話して!!(無茶)
…とか言ってる場合ではない…。飛行機が遅れたからといってレンタカーの返却時間は変わらんだろうし、今更戻るには遠くに来過ぎたからとりあえず空港には向かおう。幸いひとりだから、空きがあれば前の便にねじ込んでもらえるかもしれないし。
それより何より………15時に新千歳を出て16時半くらいに羽田に着いていれば子供の夕食&風呂&寝かしつけになんとか間に合うけど18時半発では完全アウトだ。まさかそこまで遅くなる可能性は考えていなかったから、準備……が………。
(世のお母様方、1歳児の夕食を食べさせ、風呂に入れ、寝かしつけることを「準備から」お父様がやるということをご想像ください。「問題なし」のお父様、エライ!)
準備ができていればそのくらいはできるだろうけど、うーむ困ったな。とりあえず連絡し、夕食のメニューはありものを指令、と…。よし。夫からは「おまかせあれ。せっかくだからゆっくりしてくれば?」という返答。だ、大丈夫か。ドキドキ。
変に焦って昼食を流し込んだので、美味しかったと思うのにあんまり覚えていない。残念。


カフェを出て一路新千歳空港へ。いやちがった、レンタカー屋へ。無事到着。よし俺よく頑張った!!!
到着した後またPCメアドのメールをチェックすると、「飛行機遅くなったんだからレンタカー返すの遅くてもいいよ」という旨のメールが来ていた(注:じゃらんで宿&飛行機&レンタカーをまとめてとったので連動していた)。お、そ、い、っつーーーーの!!!!!
わかっていたらノーザンホースパークにでも遊びに行ったのに!バカっ!!!
こうなったら新千歳空港に行くしかないので、レンタカー屋の送迎バスに揺られて行く。


新千歳空港のJAL受付カウンターはかなりの混雑。これは別に機材トラブル云々ではなくいつも混雑してるっぽい。
手荷物預けたことないけど、預けるのは大変そうだ。
係の人を捕まえて聞いたら、私の手続は機械でできるとのことだったのでがら空きの機械へ向かう。
代替スケジュールとして17時20分新千歳発の飛行機に乗せてくれるということだったので、もうそれで妥協する(それより前にも羽田行きの飛行機は飛んでいるのだけど、キャンセル待ちだと乗れるかどうかわからなかったので)。
少しはマシか。やれやれ。
なんだかどっと疲れながら新千歳空港を彷徨う。この空港はかなり広くて、そして北海道グルメが充実しているのでいつかゆっくり回りたいと思っていたものだけれど今この状況はあまり嬉しくない。お昼食べちゃった後だし。しかしどうしてこんなに食欲がないんだろうなあ(あとで分かったけど運転で変に興奮していたのと、生死の境にいた飼い猫が気になっていたんだと思う)。
とりあえずこれだけは買いたいと思っていた小樽ガラスの一輪挿しを買う。
家に「花束用」のでかい花瓶はあるけれども、一輪挿しくらいの小さな花瓶がなくてずっと欲しかったのだ。よかったよかった。
ちょうどベランダの薔薇(香澄)が咲いたところだったので挿してみた。


どんな花瓶かすこぶるわかりづらい。失敗。
緑色のシュッとした花瓶。




あとは六花亭でお土産を買ったり(ふと目に止まった「六花のつゆ」が大変好みに合った。んまし)、六花亭の新千歳空港限定スイーツその名もずばり「新千歳発」を食したり。んまい。もぐもぐ。
それでも時間が余ったので新千歳空港のラウンジ(クレジットカードがあれば入れて、ソファに座れてフリードリンクで、電源もある)でひたすらドラクエをやり、どうにか飛行機の時間が来たので空路へ。
北海道さようなら。また来るよ!!!


そんなわけで様々アクシデントはあったものの、総じてよい旅行でした。
長々おつきあいいただき、ありがとうございました〜〜!

(終)
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かんざき * 競馬について。 * 23:53 * comments(2) * trackbacks(0) * - -
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