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パーティのパズル(2)

【ルイちゃんについて】
ルイちゃんは「君、なんで片田舎の公立高校に来た?」と誰もが首をひねった、お嬢様です(私は本気で「『今のうちに庶民の生活を体験しておけ』っていうご両親の教育方針なのかな」と思っていました)。
まず、オーラが違う。
ニコニコしていて、ピアノがべらぼうに上手で、高校生なのに自分の家族の話をするときにはたとえ友人にでも「父がね、母がね」と自然に言い、自分が「育ちがいい」という自覚はほぼなくて天然で、しかししっかりと自分の好みがあってやりたいことには全力で突き進む、喜ぶのも悲しむのも常に全開。私からみたルイちゃんはそんな子でした。
彼女が長いふわふわの髪をなびかせながら嬉しそうに自転車に乗って高校に通っていた光景を、なぜだか私はとてもよく覚えています。
のちに私が書いた小説に出てきたエルメンリーアというお姫様は、まんま彼女がモデルです。

このパーティをやるにあたってまず彼女に許可を取らなければならないので、久しぶりに電話してみました。

私「ルイちゃん、久しぶりー」
ルイちゃん「瑠珠ー!おひさしぶり。元気だった?」
私「うんうん。それでさ、かくかくしかじかというわけで。私が幹事を拝命いたしまして。
ルイちゃんさえよければ、私に全面的にお任せいただいた上で『みんなでごはん』というよりは『結婚祝パーティー』ということにさせていただきたいんだけど、よろしい?」

ルイちゃん「え…いいの?本当に?嬉しい!じゃあ…おねがいします!」

一度や二度断られたところで押し切るつもりではありましたがね。ま、ここはすんなりいきましてよかったよかった。
ついでに「旦那様を囲んでパーティ」の後「友人だけで二次会」をやりたいという希望や、旦那様についての話(超重要。なにしろ私は面識がない)を聞いたりそこそこリサーチさせていただきました。フムフム。


【大事にしないといけないこと】
この企画を手がけると決めたときから、ブレてはいけないと思ったことが一つありました。
それは、「ルイちゃん夫妻に『楽しかった!』と思ってもらえて初めて成功である」ということ。
私がいくら頑張ったところで、「私、頑張った!」というだけでは何の成功にもなりません。
そこを勘違いしたらどうにもならないので、幹事というより私の気持ちとしてはブレインあるいは相談相手として、我が親友兼競馬師匠のありちゃんについてもらいました。
私は人と話しながらアイディアをまとめていくたちなので、「ふんふん」と私の話を聞いて「るーちゃんすごい!」とか褒めたり、私だけ暴走している雰囲気があったらそれとなーく諌めるのが彼女のお仕事。
銀英伝のラインハルトにおけるフロイライン・マリーンドルフみたいな感じで(ヲタク)。
自分からどんどんアイディアを出したり仕切ったりするのが好きな人と一緒に幹事をやったら喧嘩していたかもしれないので、ここはいい人選でした。ありがとね、ありちゃん。

その出発点から欲が出て、最終的には「ルイちゃん夫妻だけではなく参加者みんなに『楽しかった!』と思ってもらえて、私も楽しくて、そして全員にサプライズを仕掛ける」という着地点を目指すことになるのですが、それはおいおい。


【アンケート】
「ひとりよがりに進めない」ということにおいて全員の意見を聞くのは大事なのですが、なにしろ8人もいるとメールではどうにも話が進まないのです。
これはなんとかしなければなーと思い、試行錯誤した結果とても役に立ったのがGoogleフォームで作ったアンケートでした。
「会場はここにしようと思いますが良いですか?」程度のYes/Noで答えられる質問なら「はい」か「いいえ」のラジオボタンを押せば回答終了(それ以外の答えなら記述式の回答欄に書く)なので。
一度形を作ってしまえば回答も集計も楽でした。
似たような企画を考えている方がいらしたら、とてもおすすめです。
考えてみたらこういう「結果的に楽をするために、多少苦労して仕組みそのものを作る」というのは私の仕事の基本スタンスだと思います。元システム屋(なのですよ)の発想っぽい。


【場所】
いくつか候補があった中で私が割と最初から白羽の矢を立てていたのがマリオット東京のラウンジ&ダイニングGでした。
理由としては、

・名の通ったホテルなので、気分が高まる
・自然とドレスコードが決まる
・人数に丁度良い個室
・予算に合うコース料理

ですね。
マリオット東京は行ったことないけれど、そう下手なホテルでもないだろうと思っていました。実際問い合わせの電話をしたらとても感じがよかったので、実は皆の意見が揃う前にはもうおさえていました。
すんなり「ホテルのレストラン」という発想が出てきたのは、今まで散々アフタヌーンティーとかで都内ホテルをまわったおかげだと思うと普段から遊んでおくものです(正当化)。
ただ、マリオットは品川駅から少し距離があるので、ルイちゃん希望の二次会は駅近くの品川プリンスのラウンジかなんかかな、とこのときは考えていました。



でもですね、行ったことないところで一発勝負はやっぱり危険なのです。
その他にもぼちぼち企画が出てきたので、次回ありちゃんを巻き込んでの下見編に続きます。お楽しみに!
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かんざき * 物は試し * 23:12 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

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