<< 加賀百万石訪問記(4) | main | 夏休み。 >>

架空馬券と桐島と果物

・架空馬券
先日読んだ本に、「当たり馬券をスられる」というエピソードがありました。
それについてありちゃん(親友兼競馬師匠)と語った時の話。

私「当たり馬券をスるのはやめてあげてほしい」
ありちゃん「まったくだ。下手したら現金よりダメージでかいよ。応援馬券だったら『コピーだけでも返して』って思う。実際コピーだけ返ってきたらそれはそれで腹がたつだろうけど」
私「…今『ネオのダービー馬券(あるいはスティルのオークス馬券)だったら』と想像してみた。思った以上に怒りが湧いた」
ありちゃん「グラスの有馬だったら…!」
二人「草の根分けてでも探し出す!!!!!」

スられてもいない(私の場合は買ってすらいない)馬券のことで本気で腹を立ててしまいました。
でもそのくらいのダメージがありますな、応援馬券。


・桐島、部活やめるってよ
友人が貸してくれたので今更ながら原作本を読みました。
…ちょっとまてこれ…。
(以下原作ファンの方に喧嘩売るのは承知ではっきり書きます)
内容もそうだけど文体が。文体が肌に合わなすぎる。なんじゃこの気味の悪い擬音語擬態語の羅列と読点の使い方。

「がらり、と教室の戸が開いた。
 ちろり、と甘い気持ちになる。」
「ピンクが似合う女の子って、きっと、勝っている。すでに、何かに。」

坂木司の「ひきこもり探偵シリーズ」は毒の沼地を歩いているように一歩一歩ざくざくと心を削られましたが、こっちはことあるごとに腹を立てながら読んだので内容がさっぱり頭に入ってきません。
救いは薄い短編集だったことでしょうか。映画で神木くんがやってたキャラの話もなんだか半端だったし、「あの棒読みよりはマシであろう」と思った東出くんのキャラは、

「学ランは今や、エレガントに着る時代なのに。今いち「エレガント」の意味もわからないままに、俺は思う。」

とか初っ端から意味不明なことをいうキャラでしたので、加点にもなりませんでした。
読み終わる前にありちゃんに「これ、まだ最後までたどり着いてないけど映画の圧勝だと思う」と言ったら、「じゃあ野球でいうと何点差が考えてみたら?」という面白い視点をもらったのでそれを考えながら読んだらなんとか読めました。ありがとう。
で、私の評価としては、

「『光るものがある』とおだてられた甲子園出場程度のチームがプロ野球チーム(Aクラス)と対戦し、うっかり大人気ない試合をされた結果2対20の5回コールドで終了」

がぴったりくるかなって。
2点は原作者がこれを書いた当時19歳だったというハンデ。今はもうちょっとマシじゃないかと思いたい…。
作者が素材を提供したという点は認めますが、大人が「お、いい素材じゃん」と思ってよってたかって名作に仕上げてしまったというところでしょうか。キャストがどうこうというよりストーリー、音楽、「桐島」の使い方、どこをとっても映画の圧勝。
いやー、映画ちゃんと見直そう。と思いました。しみじみ。あと大人ってバカにしたもんじゃないなあ。すごい。


・果物
連休に父母が遊びに来ることになりました。
ちょうどふるさと納税でマンゴーとメロンが届いたので、母に「どっち食べたい?」と聞いたらマンゴーと言われたのでとっておいたのですが、うっかり常温で置いておいたら母がくる2、3日前に熟してしまいまして。
おかーさんごめん、と謝って先に食べたのですがマンゴーを楽しみにしていた母からは恨み節をくらう始末。
すんませんすんません。
ところが。

職場のボスの秘書さん「ねえ神崎さん。ボス宛にお中元でマンゴー届いたんだけど、ボス今日来られないんだって。だからスタッフの誰か持って帰っていいよっていうんだけど、いる?」

「渡りに船」という単語が浮かびました。
お中元できたのは宮崎産のブランドマンゴーである「太陽のタマゴ」。
買ったらいくらするんだーー!!
一も二もなく持ち帰りを希望し、母にも「手に入ったよ!」と連絡しました。
元うちにあったやつよりよっぽどいいマンゴーじゃん。ひゅー。

で、父母がくる日の当日。

ピンポーン。「かんざきさーん、お届け物でーす」

はいな、と出てみればこれまたふるさと納税で申し込んでおいた桃。箱入りで9個。
桃も母の好物。
………ちょっと運が良すぎないか母…。
そんなわけで母はマンゴーを満喫し、桃を数個お土産に持って帰ったのでした。
くうっ。

そんな母の運の良さはともかく、我が家には今キウイ、グレープフルーツもありますのでとんだフルーツ天国です。
が、頑張って食べ切るぞ!
おー!
…ふるさと納税、配達日選べるといいんだけどな…(贅沢)。
blogram投票ボタン
かんざき * 読んだものの感想 * 23:08 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

コメント

コメントする









トラックバック

このページの先頭へ