読書整理
2015.06.22 Monday
最近ちっとも読んだ本のこととか書いてないので、少しは書こうと思って。
・伊坂幸太郎
刊行ラッシュなのでホクホクと読んでます。
でも「あるキング」の完全版はパス。あれは……ちょっと……。好きな作家でも苦手な作品はやはりあって、伊坂さんの場合は「あるキング」と「モダンタイムス」、三浦しをんさんの場合は「光」が苦手。
でも最近出た「夜の国のクーパー」はおもしろかったです。猫可愛いよ猫。ラストまで読んで改めて「この猫ほしーーーーーーーーーーいいいいい!!!!!」と思いました。理由は書くとネタバレになるから書きません。
エッセイの「3652」も面白かったです。…伊坂さん妻好きすぎだ。干支エッセイを頑張って一回りしていて、私は寅が好きです。
今月もエッセイと小説が出るのでウヒウヒしてます。
・坂木司 ひきこもり探偵シリーズ
…このシリーズを貸してくれたのは友人のお嬢様系秘書Sさまなのですが、彼女から「わたし、多分読み返さないと思うから、瑠珠さまが坂木司を集めているようだったらどうぞ」とそのまま貰い受けてしまいまして。
1冊目を途中まで読んだところで、「う”ーーーーーーーーーーーん」とお腹いっぱいになってしまいました。
なんじゃこのBL小説…。
世を拗ねた引きこもり探偵の鳥居が心を開くのは、唯一の友達「坂木司」だけだった。坂木は坂木で鳥居には世の中と関わって欲しい、外に出て欲しいと思いつつそうなったら自分は要らなくなるのではないかと思い、二律背反する感情で揺れ動、もうこんなんでいいっすかね!!!!!!
一事が万事こんな調子の小説で、しかも坂木司くんの語りで進んでいくもので、もう・・・・無理。
私は自分で言うのもなんですが割と面倒見がいい方で、小説はつまらんと思っても最後まで読む、アニメはつまらんと思っても最終回までつきあうことが多いのですが、もうこれに関しては数ページ読んでは休み数行読んでは休み、やっと終わったと思ったらあと2冊もあるという塩梅で、2冊目の途中でギブいたしました。
坂木司は性別を明らかにしていない小説家ですが、これを書いたのが男だったら気味悪すぎるので女だと思うことにします。やな男が「腐女子ってこういうの好きなんだろ?」とわかっていない上から目線で書いた可能性もありますがイヤすぎるので却下します。ううう。
「和菓子のアン」とかは面白いんですよ…ううううう。
・ブラック・ジャック
既読ですが先日電子書籍で一気買い致しました。言わずと知れた手塚治虫大先生の傑作。
ブラック・ジャックも大好きなんですがドクター・キリコの存在が好きで仕方ないです。
どんなことをしてでも患者を生き長らえさせたいブラック・ジャックと、戦場で死ぬに死ねない人たちを見て、助からない患者に痛みも苦しみもないような穏やかな死を迎えさせるドクター・キリコ。どちらにも共通するのは患者に精一杯のことをしたいという医者としての想いで、それゆえに決して交わることがないという関係。どちらにも説得力のある正義があるところが最大の魅力です。
それでもドクター・キリコがもうダメだと思った患者をブラック・ジャックが助けたことがありまして、「お前さん、悔しいかい?」とか聞かれたキリコは「俺だって医者の端くれだ。命が助かるならそれにこしたことはないさ…」と答えます。
なんて魅力的な…。
主人公と対になるキャラクターが輝くという点ではガラスの仮面もそうですね。亜弓さん大好きです。
ブラック・ジャックについてはもう語り始めるとスゲー長くなりそうなのでここまで。
こんなところで。
・伊坂幸太郎
刊行ラッシュなのでホクホクと読んでます。
でも「あるキング」の完全版はパス。あれは……ちょっと……。好きな作家でも苦手な作品はやはりあって、伊坂さんの場合は「あるキング」と「モダンタイムス」、三浦しをんさんの場合は「光」が苦手。
でも最近出た「夜の国のクーパー」はおもしろかったです。猫可愛いよ猫。ラストまで読んで改めて「この猫ほしーーーーーーーーーーいいいいい!!!!!」と思いました。理由は書くとネタバレになるから書きません。
エッセイの「3652」も面白かったです。…伊坂さん妻好きすぎだ。干支エッセイを頑張って一回りしていて、私は寅が好きです。
今月もエッセイと小説が出るのでウヒウヒしてます。
・坂木司 ひきこもり探偵シリーズ
…このシリーズを貸してくれたのは友人のお嬢様系秘書Sさまなのですが、彼女から「わたし、多分読み返さないと思うから、瑠珠さまが坂木司を集めているようだったらどうぞ」とそのまま貰い受けてしまいまして。
1冊目を途中まで読んだところで、「う”ーーーーーーーーーーーん」とお腹いっぱいになってしまいました。
なんじゃこのBL小説…。
世を拗ねた引きこもり探偵の鳥居が心を開くのは、唯一の友達「坂木司」だけだった。坂木は坂木で鳥居には世の中と関わって欲しい、外に出て欲しいと思いつつそうなったら自分は要らなくなるのではないかと思い、二律背反する感情で揺れ動、もうこんなんでいいっすかね!!!!!!
一事が万事こんな調子の小説で、しかも坂木司くんの語りで進んでいくもので、もう・・・・無理。
私は自分で言うのもなんですが割と面倒見がいい方で、小説はつまらんと思っても最後まで読む、アニメはつまらんと思っても最終回までつきあうことが多いのですが、もうこれに関しては数ページ読んでは休み数行読んでは休み、やっと終わったと思ったらあと2冊もあるという塩梅で、2冊目の途中でギブいたしました。
坂木司は性別を明らかにしていない小説家ですが、これを書いたのが男だったら気味悪すぎるので女だと思うことにします。やな男が「腐女子ってこういうの好きなんだろ?」とわかっていない上から目線で書いた可能性もありますがイヤすぎるので却下します。ううう。
「和菓子のアン」とかは面白いんですよ…ううううう。
・ブラック・ジャック
既読ですが先日電子書籍で一気買い致しました。言わずと知れた手塚治虫大先生の傑作。
ブラック・ジャックも大好きなんですがドクター・キリコの存在が好きで仕方ないです。
どんなことをしてでも患者を生き長らえさせたいブラック・ジャックと、戦場で死ぬに死ねない人たちを見て、助からない患者に痛みも苦しみもないような穏やかな死を迎えさせるドクター・キリコ。どちらにも共通するのは患者に精一杯のことをしたいという医者としての想いで、それゆえに決して交わることがないという関係。どちらにも説得力のある正義があるところが最大の魅力です。
それでもドクター・キリコがもうダメだと思った患者をブラック・ジャックが助けたことがありまして、「お前さん、悔しいかい?」とか聞かれたキリコは「俺だって医者の端くれだ。命が助かるならそれにこしたことはないさ…」と答えます。
なんて魅力的な…。
主人公と対になるキャラクターが輝くという点ではガラスの仮面もそうですね。亜弓さん大好きです。
ブラック・ジャックについてはもう語り始めるとスゲー長くなりそうなのでここまで。
こんなところで。