<< お客様2組 | main | イケメン日和 >>

動物の触り方

前回「初めて飼い猫に対峙するおこさま」の話が出たので、いつか書こうかなと思っていた話。

今までお客様を我が家に招待してふと気づいてから、あえてお客様方には何も言わずひそかに観察していたことがありました(すいません)。
それはなにかというと「猫をちゃんと触れる人って案外少ない」ということ。
うちに来たお客様で唯一「やっぱ慣れてるなあ」と思ったのは後輩のNにゃんで、それも道理で彼女は最大一度に4匹もの猫を飼っていたことがあったから。
猫、あるいは犬を飼ったことがある人かどうかというのは私が観察する限りでは、

「まず上から撫でようとするのは、ほぼ犬や猫を飼ったことがない人」

というのが結構正確な判定方法であります。
まず頭を撫でても大丈夫なのは基本的に飼い主だけ。しかも、飼い主もいきなり頭を上から撫でません。自覚するしないはともかく、撫でようとする対象自身に手を見せてそれから撫でる。対象が一瞬「あ、くるな」というのが分かる程度の「溜め」を作っています。
確かに犬も猫も頭を撫でられるのは基本的には好きなのですが、人間だって見も知らない、自分より何倍も大きな生き物の手がいきなり頭上から迫ってきたら逃げるでしょう。それと同じ。「いきなり頭を撫でても大丈夫」になるには相当な信頼関係が要るのです。

じゃあどう触れば正解なのかというと、多分これも千差万別なんでしょうけど、犬もしくは猫の場合「下から触る」がだいたいにおいて正解なんじゃないかなあと思います。
姿勢を低くして、手を伸ばして相手に見せてにおいを嗅がせ、威嚇とかされなければそっと首の下を触る。そこから嫌がらなければ耳の後ろとか(いきなり手足とか体の側面、尻尾を触るのは本来NG)。

話は変わるようで変わらないのですが、乗馬を始めた時馬への挨拶を習いました。
「まず、手の甲を鼻に近づけてにおいを嗅がせてください」
馬もやっぱりにおいから入るんだなあと思ったのですが、なぜ手の甲?と考えた時かなり合理的だなと思いました。
つまり、鼻のすぐそばには口があります。手のひらを上に向けてにおいを嗅がせた場合、急にかじられたら指はあっさりくわえられてしまい、怪我をすることが考えられます。多少離したところで後追いで指だけ捕まることもありえます。
逆に手の甲ならどうかというと、馬が噛む動作をしたらすぐその手を下せば被害はゼロ。かじろうにも手の甲にはとっかかりがないので、捕まりにくいのです。
なるほどなあ。

というわけでこれ、未知の哺乳類を触る時に割と使えるテクニックなんじゃ?と思った次第(猛獣とかは当然だめですが)。
「まず手を見せながら甲を近づけてにおいをかがせ、なるべく下(あごとか)から触る」
おためしあれ。
blogram投票ボタン
かんざき * 物は試し * 23:59 * comments(2) * trackbacks(0) * - -

コメント

全然知らなかったから、ためになりますわ。
なにせ、愚弟もわが子も喘息もちだから、生まれてこのかた金魚以外のペットを飼ったことがないので…。
「手の甲」ね、覚えとこう!

そして、全く関係ないんだけど、あまりにショックなので書いてしまう。
昨日、ダビングに失敗して「ライフ・イズ・ビューティフル」の録画を消してしまいました。
うわーん。
Comment by あり @ 2015/03/15 1:04 PM
お役に立てたようでなにより。
「体験型動物園」みたいなのでうさぎなんかを触る時にもそれなりに役立つテクニックではないかと思うのよ。
あと、「馬に人参をやるときは必ず指ではなく手のひらで挟んであげる」も指を食いちぎられないためのテクニックだそうです。きりんの餌やりなんかのときにぜひ(伊豆バイオパーク以外であるのかどうかわからんけど)。

ライフ・イズ・ビューティフルに関しては心配ご無用よ!
お任せあれ♪
Comment by かんざき @ 2015/03/15 11:21 PM
コメントする









トラックバック

このページの先頭へ