<< 傘運と夏と移転 | main | すまほ…。 >>

ルドルフ・ザ・ラスト・キス

現在帝国劇場で上演されているミュージカルです。
「シシィ」の愛称で有名なエリザベート皇妃の息子ルドルフが主人公の舞台。
あらすじとかよくわかんないけど、ありちゃんが「生まれ変わったら嫁になる」とまで言っている井上芳雄が主演、しかもハプスブルグ家の皇太子様役ともなれば衣装的にも相当期待出来るはず!
…ってなわけで行って参りました。

以下、まるっきりネタバレなのでご注意下さい。





いいですか?


では。



あらすじ:(ウィキペディアのやつに追記)
ハプスブルク家の皇太子ルドルフは、厳格な父親との人間的・政治的対立で苦悩していた。妻シュティファニーとは冷え切った関係で、安らぎのない日々を送っていた。宮廷で開かれた舞踏会で、ルドルフは没落気味の家の男爵令嬢マリーと出会って恋に落ち、密会を重ねる。マリーも婚約者の金持ちが居たものの、すっかりルドルフに夢中になる。自由と平等を夢見るルドルフに、ハンガリーの独立を願う勢力が接触してくる。友人でもあるらしいイギリス&フランスの王子(なのか?)に「今すぐこの同盟を結ぶ書類にサインしてくれ」とか言われる。大変に詐欺くさいが、自分の政治的理想とオーストリア皇太子としての立場との間で真面目に苦悩してしまうルドルフ。そんな中、ルドルフとマリーの道ならぬ関係は、謀略家である首相にも知られる事となる。
一度は別れようとした二人だが、何故か再会し、マイヤーリンク(リゾート地かなんかなのだろうか)にて銃で心中する。

ま、こんな話です。
ベタを一歩も出ません。これほどのベタさ加減は「とある飛空士への追憶」の上を行くがそれが良い!
「こんな話だと『宝塚でやってて、それを帝劇でもやることになった』じゃないの?」とありちゃんと話し合ったらそのとおりでした。
そちらだと「うたかたの恋」というタイトルだそうです。
ついでに今回の帝劇も初演だと思ったらさにあらず、2008年に宮本亜門の演出で1回やってたとか。その時も井上芳雄が主人公だったみたいです。そっちも見たかったな。
今回の演出はデヴィット・ルヴォーという人。ウィーンの人だそうです。


あらすじとかはどうでもよろしくてですね。
上演前。

私「殆ど普段着でもいいと思うのよ。だけど『エリザベート』の時にルドルフやったときは王子様衣装(私信:ありちゃんへ:このときのパンフレット、うちにあったよ!見せたことなかったら今度見せるわ!)だったわけだし、今回だって1回は期待してもいいと思うの」
ありちゃん「そうよねえ、軍服にいろいろついた感じのやつ!」
私「うん。でさ、普段着も出来ればオスカル様みたいな格好がいい。ひらひらのブラウスとか」
ありちゃん「いいねー!」

前半。
・のっけから黒スラックスに白い上着の軍服姿で登場。うひょー!後に上着を脱いでブラウス姿になる。脚が!やばい脚が長い!!!元々身長も180センチあるそうだし、フガァァァかっこいい。
・黒いロングコート。ワインレッドのロングマフラーがまたステキ。

幕間。
ありちゃん&私「脚、長っっっ!!!!」
ユニゾンでした。
だって長かったんだもん脚。
黒のロングコートも素敵だったわよねえあれは背がないと着られないわよねえときゃあきゃあ。
後半はどんな衣装かしら♪

後半。
・愛人のマリーとの情事の後(!)だったので、はだけた白ブラウスに白ぱんつのみ。
ななななんというサービス!!!!!勿論静かにはしてるけど、隣のありちゃんも相当にテンションがあがっているに違いない(後できいたらやっぱりそうだった)。
・水色の軍服。
・紺色(プロイセンブルー)の軍服。もきゃーーーーかっこいい!!!!このシーンはルドルフが大変に拗ねていて2週間も家出した挙げ句娼館に行っておきながら「誰も俺に近づくな」オーラを出しているというめんどくさい有様で、彼はずっと背を向けていて、娼婦やルドルフの友人たち(なのか?)が歌い踊っているというシーンだったのですが、私はもうそんなのどうでもよくずっとルドルフの背中を見ていました。嗚呼、ルドルフ!!
それにしてもどうして帝劇の輸入もの演目ってたいがい娼館のシーンがないといけないのだろう。
・黒のスリーピース。なんと!!!スーツまで来た!!!なんてこった!!!あああ見に来て良かった!!!!!フガァァァ!

てな感じでした。
私は井上芳雄さんって「歌は上手いし演技も出来るけど積極的にカッコいいか?と言われると岡田准一君ほどでは…」と思っていたのですが、いやーーーあのうスゲーかっこよかったです。ありちゃん、君の目は確かだ!
拗ね方とか駄目っぷりは今大河でやってる平清盛と良い勝負で、ほんっとただの中二なんですが、見ているうちに「いいじゃない、もうカッコいいんだからいいじゃない。顔がよくて脚が長いんだからいいじゃない。万歳!!」と思えてくるのが恐ろしい。
愛人のマリーもよく考えるとあんまり何も考えてなくて、それほどどうのこうのって女でもないんですが、「ルドルフがそんなに熱愛してるんだからいいじゃない。頑張れ!」と応援したくなります。いかーん。
「ザ・ラストキス」ってタイトルの通り、キスシーンが多くて…あの…ベッドシーンもそれなりにあるんですが、修学旅行で来ていた若者たちはどう思ったんでしょうか。やや心配。

ミュージカルとしてのキモ、音楽もよかったです。
ものすごく印象に残る歌とかはあんまりなかったのですが、出てくる人が皆上手い。残らず上手い。やはり帝劇のミュージカルはこうでなくては。未だに数年前の「モーツァルト!」で木村○乃の下手っぷりに目が覚めたトラウマを抱える身としては大変に有り難し。
井上さんのすごいところはソロだけではなくデュエットもうまいところ。
受けて立つ和音美桜さんもすごい。あの声量と質と運動神経(途中ローラーブレードを履くシーンがあるのですが、ちょっとハラハラした井上さんに対して和音さんの方はすいすいすべっておりました…)。後で調べたらやはり宝塚宙組の娘役トップだったそうです。やっぱり宝塚のクオリティは素晴らしい。
メインテーマではつい涙が出てしまいました。歌詞とか曲とかではなく、ただ心の中からせりあがってくるなにかのせいで。
サントラ出たら欲しいなあ。

セットも帝劇らしく豪華だったし、お洒落したありちゃんも素敵だったし、帝劇近くで食べたランチも美味しかったし、素晴らしい観劇でした。
もう一回見てもいいな。ニヤ。
blogram投票ボタン
かんざき * Show must go on! * 23:26 * comments(11) * trackbacks(0) * - -

コメント

私信へのお返事:むきゃー♪見る、見る(><)。

ねぇ、かっこよかったねぇ(うっとり)。
もう日本じゃ、井上さん以外は誰も「ルドルフ皇太子」の役はできないんじゃなかろうか…。
かんざきちゃんの「ハプスブルクっぽいお召し物」も素敵でしたわ♪
お誘い、本当にありがとう!!

Comment by あり @ 2012/07/09 12:31 AM
おお、じゃあ今度うちに来た時にぜひ!(デカくて持ち歩けないから)

いやーもうかっこ良かったねえええ!!
日本人「ルドルフ」の専属だね!
井上さん、「エリザベート」のルドルフからは引退してるけど、その後「これ」って人が出て来てないような気がするもの。

あーあのコスプレ衣装ね!
他、どこに着ていこうか悩んでおります。
衝動買いって怖い!
こちらこそおつきあいありがとう〜〜〜♪
Comment by かんざき @ 2012/07/09 11:44 PM
はじめまして
こちらの「ルドルフ」の感想が一番ステキでした。
家族で楽しく拝見させていただきました。
私は後朝の場面で、井上君が着替えを手伝いながらマリーをかまうところ、特に靴下をはかせてやるところなんか最高に好きです。

恋愛物はカップルが可愛くてナンボ、いちゃついていてナンボですから、今回の井上君の姿は正しい恋愛ものの主人公だと思います。
Comment by えむ @ 2012/07/19 2:32 AM
和音美桜さんは宙組トップ娘役にはなってないですよ。
当時、宙組娘役トップだった陽月華さんが怪我で休演された時に、代役をされたことがあるだけです。
もちろんバウなどではヒロイン役をしたことは何度もあるんですけど。
Comment by 通りすがりのヅカファン @ 2012/07/19 5:08 PM
>えむさん
はじめまして!
楽しんでいただけてなによりです♪しかも、ご家族!?
…いいんでしょうかこんな「フガァァ」とか言ってるレポで…すいません。
「後朝」とは風情のある表現で素晴らしいですね♪
そうか…後朝と言えばよかったのか…「情事の後」とか身も蓋もない…(反省)。
井上王子、素晴らしいいちゃつきぶりでしたよね!もう許すしかない美貌と脚の長さなのでなんでもオッケーです…♪

>通りすがりのヅカファンさん
なー!そ、そうでしたか…。すいません。何で勘違いしたのかしら。
ご指摘ありがとうございます。
管理人が無知なもので、読者様に支えられておりますm(_ _)m
Comment by かんざき @ 2012/07/19 11:43 PM
 後朝の場面でロミオ&ジュリエットの台詞を言わせるところなんか、なかなかしゃれていると思いました。
 以前「かもめ」を観た時に息子役の俳優さんがハムレットをやってらっしゃったので、マザコンつながりで、それっぽいしぐさを一瞬するところがあったんですが…しゃれが利きすぎていて、観客ほとんど演劇知らないものだから何にもウケていない(笑)オールスターキャストで、私が数年来見たくてたまらないキャストでの上演だったのですがコケましてすごく落胆してしまった思い出があります。
 今回のキャストも三銃士の頃から「万が一があったなら、ファントムかルドルフをこのカップリングで観たいな」と思っていたので、落胆しなくて良かったです。「和音なんかちんちくりんの幼児体型で大嫌い」といっている私の友人も今回は感動したといっていました。芳雄君の出待ちまでしたそうです。
Comment by えむ @ 2012/07/21 1:07 AM
>えむさん
「雲雀よ」とかなんとか言うところですね。
私も「ロミオとジュリエットが逆だろう!でも許す!」と思いながら見てました(笑)。
三銃士ご覧になったのですね〜!私はどうしようかなあと思って結局見逃したので、羨ましいです。
友人さんも楽しめてよかったですね♪
Comment by かんざき @ 2012/07/22 9:10 PM
三銃士は微妙でした。大好きな山口さんが出ていましたが、
瀬奈さんの立派な太ももも男前なお姿も拝めましたが、原作とあまりに違っていて、なじめませんでした。井上&和音は良かったですが…
 子供ミュージカルの日生公演のほうが、キャストが豪華で生オケなのに安くて出来は良かったですね。バッキンガムと王妃が美男美女なのもポイント高かったです。(笑)イケメンを長身のイケメンが演じてくれるとテンションあがります。
 同時期の宝塚のは記憶から消したいような強烈な出来だったので、宝塚なので見た目はいいんですが、原作が好きな人にはまるでお笑いでした。
Comment by えむ @ 2012/07/23 10:19 AM
>えむさん
び、微妙だったのですか…見た感じキャストは素晴らしかったのに勿体ない。
それにしてもえむさんはたくさん見てらっしゃいますね!
大変目が肥えていらして、羨ましいです。
Comment by かんざき @ 2012/07/23 10:31 PM
実はそんなに観ていません。長く生きているので小学生の時から観ていればそれなりというだけです。芳雄君の生まれる前から観ていますから。
以前中学生の女の子がごひいきのラブシーンがつらくてたまらないと相談され「えむさんも大好きな山口さんがラブシーンあったら悲しいと思います」と言われ、そりゃ彼女の年の頃から山口さんのファンですが、「山口さんは帝劇で毎日芳雄君とチューしていますが、何とも思いません」と言うと「大人なんですね」と言われてしまいました(笑)
Comment by えむ @ 2012/07/24 12:35 AM
>えむさん
おお、それは年季が入っていらっしゃる。先輩ですね!
中学生のお嬢さんのコメント、私は納得です。えむさんは大人ですね〜〜(笑)。
Comment by かんざき @ 2012/07/25 10:30 PM
コメントする









トラックバック

このページの先頭へ