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「おひさま」日記(44)

ついに最終週がやってきましたね!
ありがたいことにリクエストもいただけたので、なるべくたくさん書けるように頑張ります。どうぞおつきあい下さいまし。

いままでのはこちら

・陽子父、腹膜炎で生死の境をさまよう
意識を取り戻すまで、茂樹兄さん、陽子、和成さんの3人でつきそうことにしました。
陽子が「お父さん淋しかったのかな。…淋しいよね。お母さん亡くなってからずっと…。一人で映画を見てたのかと思うと、たまらない」というと、茂樹兄さんが言いました。

茂樹「そうかな。俺はどっかカッコいいって、ちょっと思うけどな。…お母さんのことが好きなんだなって思ってさ。そんなに一人の人をずっと好きで居るなんて、素敵だなと思ったけどな」
陽子「そっか。…そうよね。…そう思うと、なんか可愛いね、お父さん」

ああ、こういう見方もあるのか。なるほど。

茂樹「ああ、似合わないもんな映画館なんて。なんだか」
陽子「どんな映画だったんだろ」
茂樹「なんでも、恋愛ものらしいぞ。多分観客は、女性ばっかりだ」
和成「見てみたいですね、その映画」

小悪魔が口を挟んだ!
見てどうするつもりだ。びくびく。

陽子「ほんとに、お母さんに似てるのかなその女優さん」

似てたとしたら相当な美人のはず。
原田知世は今の方が断然美しい。

茂樹「…俺さ。何も気がつかなかった。お父さんと二人で暮らしてて、体のこと。…すまん。俺も、陽子と同じように、お父さんは強いって、そう思ってた。思い込んでた。こんな奴が、医者になれないのは当たり前だな。駄目だな」
陽子「シゲ兄ちゃん。それはちがうよ」
和成「そうですよ。それは別の問題です

どんな問題!?
さらっと流しかけたんですが、小悪魔、それはフォローになってるようでなってないですよ??ちょっと!?

茂樹「いや、ちょっと…情けない。きっと、きっと春樹兄さんなら気づいてたよ。…すまん、申し訳ない」
和成「須藤のお父さんは強い人だって、みんな思ってましたよ」

…こっちはまあ…フォローか…。


陽子父「…紘子(お母さんの名前)。……春樹…」

そう言って陽子父は少し微笑み、また昏睡状態に入りました。
取り乱して父にすがりつく陽子。

陽子「やだ。お母さん、春兄さん。お父さんを連れて行かないで」

場面が切り替わって、誰もいない須藤家の居間。アップになる母と春樹兄さんの写真。
ああ…。
でも映画館の中で、最愛の妻に似た女優さんを見ながらってすごく幸せな逝き方かもしれないなと視聴者(私)が諦めたとき。

また場面が切り替わって、朝の病室。
ぱっちりと目をひらく陽子父。
エエ?
陽子父があたりを見渡すと、茂樹兄さんも陽子&和成もみんな寝ていました。

陽子父「おい。…こっちだ」
陽子「(目を覚ます)え?お父さん?」
陽子父「お父さん、じゃない。なんで私がお前たちを起こすんだ」

慌てて起きて喜ぶ皆。

陽子父「全く頼りないな、お前たちは、まだまだ…」
陽子「お父さん、大丈夫なんですか」
陽子父「ああ、当たり前だ」

そして和成さんは医者を呼びに行きました。

陽子父「死にかけたのか、私は…。お母さんと、春樹に会ったよ」

陽子父が夢でみた景色は、霞のかかった花畑のような風景でした。
陽子母と春樹兄さんが微笑んでいました。

陽子父「紘子。また、一緒にいられるのか?」

今回私はこの台詞が一番たまらなかったです。
お父さん、紘子さんと一緒にいたくて仕方なかったんだなあ。

春樹「お父さんには、もう少し頑張ってもらわないと」
陽子母「そうですって、良さん(お父さんのこと)」

二人はにっこりと笑っていました。
陽子母と春樹兄さんが並んで出て来たっていうことは…
春樹兄さんは本当の本当に亡くなってるんですね。
ううう(往生際が悪すぎる)。

陽子父「というわけだ。追い返された」

陽子父はにやっと笑いました。
いつものお父さんでした。
いつか本当に寿命がつきたとき、その時お父さんは大好きな紘子さんに再会して、ずっと一緒に居られるのでしょう。

将来の陽子「父は、まだ私や茂樹兄さんと一緒にいてくれる。お母さんと、春樹兄さんが、そうしてくれたの」

よかった…。
お父さん死ななくてよかった…。
続く!
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