グレーテルのかまど

しばらく前から気になっていたEテレの番組。
たまたまチャンネルを変えたらやっておりました。なんだかよくわからんが、イケメンが「かまど」と話しながらスイーツを作っておる。
出来上がった頃合いにピンポーンとチャイムが鳴り、「あっ、ねーちゃん帰って来た!ねーちゃんねーちゃーん、ケーキあるよ〜!」とか言いながらお出迎えに行く。
なんだこれ。どういう設定になってるんだ。
しょうがないので(?)、録画して最初から見てみました。

<基本設定>
・現代日本のとあるところに、ヘンゼルとグレーテルの15代目の子孫がひっそりと住んでいる。
・現代においてはグレーテルが姉でヘンゼルが弟。
・グレーテルは早出残業当たり前の現代OLらしい。
・ヘンゼルはそんなグレーテルの為に家でおやつを作っているらしい。
・彼らの家には「かまど」があり、喋る。かつて魔女を焼き殺したことはまあ置いといて、現在ではヘンゼルにレシピや作り方のコツを教えてくれる。15代も経ってるのに「あたしは昔、焼き殺されるところだったヘンゼルとグレーテルを助けたのよ」と恩着せがましいことを言う。っていうかヘンゼルとグレーテルにそんなシーン多分なかったので、15代も経って当時の関係者がいないのをいいことにかまどが勝手にエピソードをねつ造していると思われる。恐ろしい。
・レシピは文学とか映画とかに縁の物が多い。檀一郎のエッセイに出て来た杏仁豆腐とか、羽海野チカの「三月のライオン」に出て来たラムネとか。


…ヘンゼル、ただのニート…?とか言ってはいけない。
イケメンの前にそんなツッコミは愚にもつかない。
しかしこれが兄だったらと思うといくらイケメンでもちょっと気持ちが悪いので、兄弟の順番を大胆に入れ替えたEテレのスタッフに拍手。

<おおまかな毎回のストーリー>
1.ヘンゼルとかまどが適当な話をする。
2.そのうち、黒板に書かれたグレーテルからのリクエストを見る。
3.そのとおりのものを作り始める。
4.「我が家のかまどで焼き上げます」とか言ってる割に毎回電子オーブンで焼くが気にしてはいけない。冷やし固めるお菓子の時も「かまどで焼き上げます」と言い切っているが気にしてはいけない。
5.途中適当にそのお菓子に関する情報VTRが流れる。
6.出来上がる頃にピンポーン、とチャイムが鳴る。「ねーちゃん、おかえりー!」とか言いながら出迎えをする。グレーテルは実際には登場しない。自宅の鍵持ってないのかグレーテル。あるいは「持ってるけど鞄から鍵を出すのもめんどくさいほど疲れてる」のか、「わざわざ弟に出迎えさせたい」のか…なんだか一番最後のやつがそれっぽくて怖い。
7.(おそらくグレーテルが食べた、あるいはそのスイーツを持って出かけた後)ヘンゼル自身が試食しながらエンディング。

グレーテルのリクエストがどんなんかと言えば「明日はうちで女子会。盛り上がるスイーツよろしく♪ グレ」だの「パーティにお呼ばれ。お洒落なカップケーキ希望♪ グレ」だの、もっとストレートに「手作りのマシュマロ食べたい。 グレ」てなもんである。何様だグレーテル。
あまり関係ないが、高校の時に部活でヘンゼルとグレーテルのパロディ劇をやって、みんなで「変ゼルとグレてる」って言ってたなあと思い出した。私は謎のフラメンコダンサー役だった。…一体なんだったんだあれ。
閑話休題。
なにしろグレてるもので要求も尊大である。ヘンゼルも変ゼルだから「ようし、作るぞ!」と気合いを入れる。あろうことか出来上がったばかりのハワイ名物(らしい)バターもちを「焼きたてをねーちゃんに食べさせたいなー」とか言ってかまどから「だめよ、バターもちはさめてから!」とかたしなめられたりする。
…私は声を大にして聞きたい。


こういう弟は、どこに行けば、いくらで売っているのかと!!!!!!(力一杯)


私はなにしろシスコンを自称する身だから、兄が欲しいと思った覚えはあれど弟が欲しいと思ったことは多分ない。取引先との会食でも「私、妹が可愛くて仕方ないです!」とにっこり笑いながら言いきって相手を退かせ、よせばいいのに妹に「おねいちゃま、こんなこと言って来ちゃった〜♪」とわざわざメールして「o(#゜Д゜)_‐=o)`Д゜)・;」とか返される程度のシスコンだ。いや、姉とはこういうものだ。
そんな姉でもこんな弟なら欲しい。金は(出せる程度なら)出す!

…てなことを会う友人やら同僚やらに語っていったら、

ありちゃん(弟がいる)「…瑠珠ちゃん…。そんな弟はいない…。妹ならさ、仲がどうこうより『服の貸し借り』とか実際のメリットがあるかもだけどさ、弟ってほんっとに何の役にも立たないよ(しみじみと、だが力強く)」

分かってる、ホントは「勉強してたら『一夜漬けじゃ意味ないんだぞ。普段から勉強しておかなきゃ。ま、今更言ってもしょうがないから…ほら、これついでに入れたから、飲んで頑張んな』とか頬を染めながらそっぽを向き、下着姿でココアを差し入れてくれる姉」くらい「いねえよそんなの!」的な存在だってのは分かってる!
しかし!人の夢は!終わらねえ!!!(by ONE PIECE)

同僚(一人っ子)「そのヘンゼル、誰ですか?瀬戸康史?なんだ、菊丸くんじゃないですか」

誰それ。

同僚「知らないんですか?テニミュ(テニスの王子様という漫画のミュージカル版。売れる前の若手イケメン俳優ばかりを起用し、漫画原作ミュージカルブームの先鞭をつけた、ある意味大変罪深い舞台)の菊丸英二役です。あ、その後仮面ライダーにも出てます。なるほど、彼なら確かにイケメンですねー」

知らないよ!君が詳しすぎるよ!
番組の布教をしようとして思わぬ妨害にあってばかり。
仕方ない、ここに書くしかないか…と思った次第。


てなわけで「グレーテルのかまど」毎週土曜22時〜22時25分!(再放送は毎週月曜朝10時〜)
是非一度ご覧あれ。
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かんざき * おやつとか料理とか。 * 23:30 * comments(16) * trackbacks(0) * - -

ヌーヴォー

連休は公私ともども仕事して寝てたら終わりました。
洗濯機何ターン回したことやら。
久しぶりにラグを洗うとふわふわーで気分が良いのでいいのですが。
一念発起してビーズクッションにビーズを補充したりもしてみたんですが、笑えるほどのスターダストが散らばりました。
静電気の季節じゃなかっただけだいぶましなんですが、どうしようもうこれ。
座椅子を買うより場所取らないし安いしと思ったけど、半年に一度これだけ手間をかけてビーズを補充しなきゃいけないんだったらそれはだいぶめんどいわ。
我慢して使ってもいいんですけどね、別に。

本題。
ジャムを作るのが好きです。
元々イチゴだけだったのですが、最近ちょっとバリエーションが増えました。
出来たジャムを瓶に詰めると最後どうしてもちょっと余ります。
それをココットに入れておいて、翌朝に味見。
この「ちょっと余った」やつを個人的に「ヌーヴォー」と呼んでいて、それを食べるのが一番好き。
1回作ったロットの中からヌーヴォーと一瓶ありゃー私は満足なのです。
…だったら食べる分だけ作れと思うむきもありましょうがそれはそれ。
どうせ作るなら一気に沢山作った方が無駄がないし!うん!
「作るのが好き」ってのはそゆことです。

無駄話。
先日、引越し作業でうちのスタッフがだいぶヘバっていたのを見かね、でも私もそんなに体力がないので大したものは作れずという状態だったので、近所で美味しい食パンを買い、ストックしてあったラストのイチゴ、リンゴ、キウイのジャムを全部開けてジャムサンドを作成。せめて甘いものを食べて元気を出してくれるといいなあ。
翌日持っていって「冷蔵庫に入れておくのでご自由にお食べ下さーい」とメールを流しました。
それからしばらくして、スタッフが「クリームいっぱいのロールケーキが食べたいねえ」「食べたい!」「今日買って来ようか!」という話で盛り上がっておりまして。
「…いえあの、つまんないものを作って来ておいてなんですが、作って来た身としては今日おやつを買ってくるというのはあまりに心が折れるので、勘弁して下さい…」と言った私の心は狭くないと思う。
彼女たちに悪気はまっったくなくて、素直に「ごめんなさい!今日はやめます!」と謝ってくれて、ジャムサンドも喜んで食べてくれたところがまた手の打ち様がないところなんですが、うーーーん。
で、予想の範囲内だったのではありますが、後日「おっと忘れてた」と思って冷蔵庫を覗いたら、ちょっとだけ余っていました。
誰にも何も言わず、自分で引き上げて捨てましたが、まあ…しょうがないですね。
ただ、それからスタッフに「次はアップルパイが食べたいです♪」とかおねだりされても「そうですねー」とか言いつつ「もう絶対、二度と、作んない」と思ってしまっている自分の心も狭くない…といいな…。

前の職場は好対照でして、アップルパイ(ホールサイズ)を作って持っていき、給湯室に出しておいたら30分後にはカケラも残っていなかったという感じだったので、それに慣れちゃったかしら。
「作るのは勝手で、食べるか食べないかも勝手じゃん」と言われればそれまでですが、俺の心はそんなに聖人君子ではないので、やはり作るからには喜んでたいらげていただきたい。
してみるとチーム・タイバニ会議(前の職場の同僚兼友人の集まり)メンバーの食べっぷりが恋しいわねえ。
…とかしみじみ思ったので、彼女たちに上記の件をメールしてみました。
ぴこーん♪(返信)

「キウイのジャムとか初耳なんですけど!」
「欲しかったです、キウイジャム…」

…そっち!?
いらん恨みをかってしまったようです。
じゃ、じゃあ涼しくなったら君らを家に呼んで揚げ物パーティーだ!

「いやはや、ある意味『議長(注:私のこと)の職場の人、グッジョブ』みたいな…。ようやくの(今の職場の人には何も作んない!)決意、お待ちしておりました!
議長の渾身のサンドイッチやアップルパイ、揚げ物etc.は渡さないんだから!議長の料理は我々の(胃袋の)ためにあるんだから!」
「かわいそうなサンドイッチ!今度は迷わずこっちへおいで…!」
「揚げ物パーティ、具材持ち込み可なら議長宅の冷蔵庫を満杯にすべく、頑張ります!」

…頑張る?

「あ、飲み物用にもう一つ冷蔵庫が必要になっちゃうかしら」
「冷蔵庫に入れる前に食べてしまえばいいと思います!」
「ナイス、ヨーコ!」

またしても、「パンパンだった冷蔵庫が数時間後には空っぽに」というイリュージョンが見られそうです。
いえあの…。
極端から極端だなー。
ま、いっか。元気になりました。ありがとう。


………桃ジャム作っちゃったぜーというのは…内緒にしておく方向にした方がいいのかしらね…。
ひ、日持ちしなさそうだしね…。
ガクブル。
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かんざき * おやつとか料理とか。 * 22:17 * comments(2) * trackbacks(0) * - -

出来心

「番組の途中ですが、ニュースです」

「たった今、現場の映像が届いたようです。レポーターの○○さん?」

「はい、こちら現場、神崎容疑者の自宅です。犯行現場の写真を入手しましたので、ご覧下さい」


(手前:イチゴジャム、奥:リンゴジャム)




「連続の犯行に及んだ容疑者の談話が入って来ています。
『ムシャクシャしてやった。反省はするけど後悔はしていない』とのことです。警察は容疑者が落ち着くのを待って、さらに事情を聞く方針です。以上、現場からお伝えしました」



…いやちょっと…やっぱりね…季節ものだからね…!
いいよ、誰かもらってくれるから(多分)。
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かんざき * おやつとか料理とか。 * 23:45 * comments(2) * trackbacks(0) * - -

貯蔵の為の冷蔵庫なんだからさ。

新しい冷蔵庫がやってきました。
冷凍庫だけで96リットルもあるよ〜〜やったね!冷凍し放題だ!
冷蔵庫もひろーい!きゃ!
しかしドアポケットの一番上はちょっと手が伸ばしにくいので、普段使うものを置くと苦労しそう。
何を置こうかなー。
…と考えていたら思いついてしまいました。
ついでに現在春休み中で多少の時間がありました。


…でもこれはやりすぎだったかとちょっと思う…。

(全部林檎ジャム)


ま、前に作ったやつもまだ残ってたんですけど!!けどね!!!
根気よく宣伝したおかげで、だいぶ引き取り手が増えました。ありがとうございます。
俺様をおだてるのが一番上手かったのは市凛さん。

私「林檎ジャムいるかいー?」
市凛「わーい!ほしい!!」
私「もうすぐイチゴの季節だが」
市凛「リンゴもイチゴもたのしみにしてますわ★美味しいんだもの♪」

ここここの誉め上手さんめ…!
さらにそのジャムを持っていったときには、同席していたイガラシちゃんに(無論彼女にもジャムを押しつけた)、

市凛「これねー、美味しいんだよ」
イガラシ「そうなのー?たのしみ♪」
市凛「普段ジャムなんて全然食べないうちの旦那が、これだけは食べて『美味しい』って言ってたものー」

なんて良い旦那さんだ!ありがとう!(心の中で感謝状とトロフィー贈呈)
でも適当に作ったから、同じものは二度と作れない!(涙)


今年作り始めて、もう何度作ったか分かりませんがまあだいぶコツが掴めたので、たまにはひとさまの役に立てるかもしれないレシピ公開。

<材料>
・リンゴ(安売りのでいい)…1袋。3、4個くらい?およそ1キロ弱だとおもう。
・グラニュー糖…最近売ってるリンゴはみんな甘いので、リンゴの重さ÷2から100〜150グラムくらい減らしたくらいがちょうどいいみたいです。きちんと保存したければリンゴの重さ÷2らしいんですが、スゲエ甘くなります。
・レモン汁(ポッカレモン)…適当

<作り方>
リンゴの皮をむきます。
(綺麗な真っ赤な皮だったら、取っておいてお茶パックに入れて一緒に煮込むとジャムにちょっと色がつきます。
入れすぎるとピンクになりまして、ネットのレシピでは「可愛い♪」と言われてたんですが、私はあんまり好きじゃなかったので、これはまあほどほどに)

種を取って8つ割にして、さらにいちょう切り。ざくざく。どうせ煮くずれるので楽に。

18センチの片手鍋で丁度いいくらい。
リンゴ on グラニュー糖 on レモン を2、3層作ります。

すぐにファイヤー。

しばらくするとちぴっと灰汁が出てくるのですくいます。
イチゴと比べたら出ないも同然なので、気にしなくてもいいのですが一応すくいます。

あんまり神経質にならず、ほうっておいても大丈夫。

煮詰まってきたら、リンゴのかたまりをあく取りやお玉でめちめちとつぶします。
まだ白いリンゴは火が通っていないので、積極的に下に沈めます。えいえい。

水分が少なくなって来て、あージャムになったなーと思ったらOK。
…っていうと困ると思うので、えっと、小皿に取ってさましてみて、好みのかたさになっていればOK。
あったかいときとさめたときではかたさが違うので注意。

あついうちに瓶に詰めて、かんせーい。


こんなんです。
らくちん。
今回は特別に応用編を…!!


<応用編追加事項>
材料とかは同じ。
灰汁をすくった後。

シナモンパウダー、クローブ、ナツメグ、ブラックペッパーを振りかける。
分量…は…えっと…適当で…。食べて美味しければそれで…。
シナモンが一番多くなると思う。たぶん。
これらを入れるとちょっとアップルパイに入ってるリンゴ風味になります。
不純物がはいるぶん、ジャムとしての保存性は疑わしいと思ってるんですが、あげた人はみんな1ヶ月もしないうちに食べてしまったので、データがとれません…。ま、はやく食べて下さい。
(ちなみにこのスパイシーリンゴジャムが、市凛さんの好物になりました。わーい)

なんて頼りないレシピだ。
リンゴの季節も終わりかけですが、まあお暇で興味のある方はお試し下さいまし。
そしてそろそろイチゴジャムの季節だ!!(学べよ)
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かんざき * おやつとか料理とか。 * 23:59 * comments(2) * trackbacks(0) * - -

強敵・甘いもの

実家から餅がやってきました。
うちに飾っていた鏡餅も開きました。
缶詰の小豆を買ってきました。
家には元々前に買った栗の甘露煮の瓶詰めがありました。

…完璧なお汁粉グランドスラム。
いや、完璧じゃないんだ。私はこしあん派なので、缶詰の小豆だと粒がねー邪魔なんだよねー。
あとね、私、栗はゆで栗&栗ごはんにするのはすごく好きだけど、モンブランとか甘露煮とかきんとんとか、そういう栗は好きじゃないのです(じゃあ何故瓶詰めがあるのかというと、スーパーで半額になっていたのを見つけて、「いずれ何かのお菓子を作って事務所に持っていけば良い」と思ったから)。

作ったら食べきらないといけないよなー。
でもどれだけ食べ続ければいいのか。と考えると小豆を煮る手も止まろうというもの。
とつおいつ悩んでいると、ネットで情報を手に入れました。

あんこって冷凍出来るんですって!
栗の甘露煮も冷凍出来るんですって!
キャホウ!!

…だったらゆであずきじゃなくて、袋詰めになってたこしあんを買ってくればよかった…。
その袋が「1キロ」だったことに対して色んな意味で重さを覚えて買うのを躊躇した自分が悔やまれる。
まあともかく缶詰を開けて、ちょっとだけお汁粉を作って、残りは冷凍してちょっとずつ食べたい時にお汁粉を作れば良いのよね!餅は元々冷凍してあるんだしさ!
素晴らしきかな冷凍庫。


そういえば餅をずっときな粉とかあんこで食べてたら飽きるんじゃないかなと思い、「笑う大天使」に出て来た「ベーコンとチーズ」のトッピングを試してみたんですが、私にはダメでした。胸焼けがしました。
餅は基本甘い食べ方をしたい。許せて磯辺巻きだ。


和菓子の次は洋菓子の話。
引っ越して来てから「街のケーキ屋さん」がないかなあと探していました。
チェーン店じゃなくてさ。その街に根付いているような感じの小さいお店で、そこでしかないような美味しいケーキを売ってるところ。
一軒よさそうなところを見つけたんですが、何て言ったらいいのかな…確かに美味しかったけど、コストパフォーマンスが悪かったのでパス。
ないかなーどっかないかなーとチャリで探すことしばらく。
先日、うちからチャリで少し行ったところに、「ここは、すごく美味いかすごく不味いかどっちか極端だろう」というお店を見つけました。「カフェ」ではなく「喫茶室」が併設されているケーキ屋さん。
どうかなーとドキドキしながら入り、昭和の匂いがする喫茶室に入ってケーキセットを注文。
ケーキは店頭のディスプレイから選んで下さいと言われ、好物のミルフィーユを見つけたのでそれにしました。

そしたら、そのミルフィーユが美味しかったったらまあ!!
さくさくのパイ、甘すぎずくどすぎずしかしバニラビーンズをしっかり使っている贅沢なカスタードクリーム。
値段もお手頃。コスパでいったらマキ○ムをしのぐんじゃなかろうか。
やったー!いいところ見つけた〜〜〜!
…つうか自転車じゃないと来づらいところで本当によかった。これでうちから徒歩3分とかだったらどれだけ貢いでたか分からず、体重もきっと恐ろしいことに…ブルブル。
あとで調べてみたら、「地元では知らない人はいないんじゃないか」的な名店だったようで。なるほどねー。

甘いものは体重とお財布の幸せな強敵です。うっとり。
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かんざき * おやつとか料理とか。 * 00:07 * comments(3) * trackbacks(0) * - -

スコンスコーン。

以前この日記に「かぼちゃのスコーンが食べたかったのに、手元に残っていたのは何故かアールグレイのスコーンだった」という記事を書きました。
何故なの神様…!(ドジのせいとかいうの禁止)

手元になければ作れば良いじゃない。
というわけで作ることにしました。

…で、かぼちゃのスコーンレシピを探したのですが、なんかそれっぽいものがない。…いや、あるんだけど作りたいというものがない。
あれ、ネットで探さなくてもうちにレシピ本があったんじゃなくて?あと、遠い昔に友人のみーちゃん(私信:元気ー?)からもらったレシピもあったよ。
はてはてと見比べてみると、どっちもプレーンスコーンのレシピだったのですが、これがまた全然分量が違いました。
どうしたものか。
しばらく考えた後、本に載っていたレシピが細かくて面白かったので、「これをベースにどこまでいい加減に出来るか」を試してみようと思い立ちました。
だってスコーンはおおざっぱな方が美味しいっていうじゃない!

<材料>
・薄力粉(「江別製粉」の北海道産小麦100%)
いきなり無いよ。無理だよ。
いくらするんだろうと思って調べてみたら、送料入れたらキロあたり570円くらい。
高え…。
でも業界(?)では有名な品のようです。
しかしよそはよそ、うちはうち!普通の薄力粉で十分だ!
…せめて日清製粉が誇る高級薄力粉「バイオレット」にしました。

・全粒粉
なんだそれ。
…皮とかも一緒に挽いた、小麦版「玄米」ですって。
知らぬ…おのれの素人具合に吃驚だ。
こちらは送料入れてキロ650円くらい。
よりお高いよ。
…まあ要するに小麦粉なんでしょ?
バイオレットで代用。

・ベーキングパウダー
かろうじてありました。よしよし。

・無塩バター(発酵)
無塩バターは分かるんですが、「(発酵)」ってなんぞや?

乳酸発酵させて作るバターで、ほのかな酸味と云々(中略)、普通の無塩バターに変えてしまうと味にかなりの差が出てしまいます。

…ですって。
今更言うな!(お前こそ読んでから言うな)
よそはよそ、うちはうち!
無塩バターがあっただけすごいじゃないか、我が家。
ちなみにこのバターは…通販で買うとクール宅急便を使わなければならないぶん、あり得ない高級食材になってました。デパートとかなら売ってるんでしょうかね。そこまでの交通費の方が送料よりマシってくらい?かなあ。

・グラニュー糖(微粒タイプ)
この本のレシピに()書きがあるとろくなことがない気がしてきました。
……なんですか微粒タイプ。

製菓用の微粒タイプ。(中略)なければ一般的な粒子のものをフードプロセッサーにかけて細かくしてください。

…心の底からめんどくさい。
なんだその「パンが無ければケーキを食べれば良いじゃない」的な指令。
この本の作り方は嫌いじゃないし、それなりに美味しく出来るんですがどうもスパルタが過ぎる気がする。
私みたいな適当な人間には所詮お菓子作りなんて向いてないんだ。いじいじ。
せめてパウダーシュガーを使うことにしました。「粉糖はコーンスターチなどが入っていない純粋なものを選んでください」という注意書きは見なかったことにします。

・塩
あーあったあった。

・牛乳
あるあるある。

・生クリーム
ないないない。
…要するに牛乳の親戚だよね。
代用。

・卵
あるある。でも卵の分量を書くのに「〜個」じゃなくて「〜グラム」って表記がまたスパルタだなー。


どうせなら一気に大量に作った方があとあと楽だから、以上の分量、さらに倍!
粉とバターを混ぜるのはフードプロセッサーにお任せ。おお、楽だ。
そして分量外のカボチャペースト、GO!
お菓子作りでは禁忌とされる「分量外」だけど、でもいいんだ。きっとなんとかなる。生地が全然まとまらないけどなんとかなる。こっそり小麦粉とベーキングパウダーを足したのは内緒だ!
天板2枚に結構みっちりで、あとはオーブンよ頑張れ。


…出来上がったスコーンは見た目「まっ黄色くデカい甘食」でした。
………そうかー…。
どうも形のいい料理とか作るのは苦手だな。
味と食感はまあこんなもんじゃないかな。
お手本がないからどこが着地点かさっぱり分かりませんが、言い切ったもの勝ちなんだと思うことにしました。
さくさくと4つ割くらいにし、いくつかは手製林檎ジャムと共に食して自己満足をし、残りはジップロックにつめて冷凍室へ。
この間Rちゃん(友人)とヨーコ(後輩)が泊まりに来た時の朝ご飯に黙って出してみましたが、彼女らが特に文句を言わずに食べていたところを見ると、どうにか食べられる代物だったらしいです。
よかったね(私が)!
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かんざき * おやつとか料理とか。 * 22:52 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

やっぱり君も好き。

「いいよもう、好きなふりなんてしなくったって…」

「なんでいきなりそんなこと言うんだよ」

「だって。だって、あたしのことなんてもうどうだっていいんでしょ?忘れてたんでしょ?」

「そういうことじゃないって」

「じゃあ何で連絡くれなかったの?」

「それはちょっと仕事が…忙しくて」

「前はどんなに忙しくったって連絡くれたじゃない。そっちから『次はいつ会える?』とか言ってたくせに」

「いや、だからそれはさ」

「他に好きな子が出来たんでしょ?」

「なんでそうなるんだよ。違うって」

「あたし、知ってるのよ。新しい子がいるって。すごく嬉しそうに友達に紹介してたのも…知ってるんだから!」

「違う、美冬はそんなんじゃねえって!」

「…美冬っていうんだ」

「だからあれは!」

「女は後発有利っていうもんね…あたしなんて、所詮古い仲だもんね。もう新鮮みもなにも、ないよね。さよならっ(すたすた)」

「ちょっ、待ーてーよ!(キムタク風)」(追いかけて腕をつかむ)

「いやっ、離してっ!」

「駄目。もうどこにもやらない」(ぎゅーーーーーっっっ!!)


翻訳:
・北海道土産にみつけた石屋(「白い恋人」を出してるとこ)の美冬が美味しそうで、友人へのお土産に買った。自分でも食べてみたら美味しかった。だいたいチョコレートのミルフィーユって、私のストライクを突くにもほどがある。
・前々から愛していて、たまに物産展で見かけると思わず買ってしまって「次はいつ東京で売ってくれるのかしらねえ」とか思っていた「マルセイバターサンド」を先日北海道で買って来て冷凍庫に入れてた(長持ちするのと、凍らせると美味しいから)。ちょっと前に全部食べきってしまったと思ったのに本日ラス1を見つけた。ごちそうさんです。
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かんざき * おやつとか料理とか。 * 22:36 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

迷走林檎

春先に作ってストックしてあったイチゴジャムが底をつきました。
春までジャムなしも淋しいなー…。
北海道で食べたスコーンについてきたリンゴジャムを食べて、「これなら作れるんじゃないのかな」と思い、レッツトライ。

初めて作るものというのは加減が分からないものです。
レシピはネットにいくらでも転がっていましたが、どれも全く分量が違う。
これでいいような気もするしそうでないような気もするし、と首をひねりながら作り、友人にばらまき、職場にも持って行きました。
いただいた感想。

おっとりとしながらもクールな鋭いJさん「神崎さん、ジャムを『買う』って選択肢はないの〜?」

すいませんありませんでした。
ジャムはおうちにありて作るもの。
ピーナツクリームとかなら買うんですが。

Jさん「ふうん…。うん、美味しいよ。行楽地のお弁当みたい」

…?

闘うツンデレ美人Nにゃん「パンにつけたりするならこのままでいいと思います。でももうちょっと甘くなかったらこのままで瓶ごと食べたい」

…どっちだ?

フランス人形系美女Rちゃん「やさしい味であっという間に食べ尽くしちゃった〜(笑)。色も綺麗で癒された〜!」

色…綺麗だったか…そうかー。あれでよかったのか?
やさしい味ってほめ言葉はうれしいなあ。

オリエンタル系美女ありちゃん「美味しかったよー♪クラッカーとかにつけて食べても美味しそう♪」

なんとーー。
甘いものが苦手なありちゃんまでも!

そして一番びびった感想が、眼鏡スレンダー美人Oさん。
職場ですれ違い様に声をかけられました。

Oさん「700円」

は?

Oさん「あのジャム。一瓶700円(にっこり)。売れますよ」

え”ーーーー!!!??

Oさん「ジャムっていうか…コンフィチュールね」

なんかちがうんですか…?

Oさん「ちがうの、よ♪(にっこり)」

………。
「神崎さんったら美女にしかジャムはあげないのかよ」という意見が聞こえますが全くそのとおりでして、だってどうせ貢ぐなら美人がいいし、いや、それはこの際どうでもよくて。
すいません(もう限界)。

俺、そんなオシャレくさいものを狙って作った覚えないよ!!!
ジャムでたくさんだ!!


コンフィチュールだって要するにジャムじゃん…(ぼそり)。

…これほど誉めてもらってなにをこんなにびびっておりますかと言いますとね。
作った過程の実態。

・皮をむく前の林檎を量ったところで、キッチンスケールの電池が切れた。
・しょうがないので「皮をむいたらこのくらいになるであろう」と適当に考えた。
・砂糖も量りようがなかったので、計量カップの目盛りを頼った。しかし最初は「甘さ控えめでいいんじゃ?」という方針から「砂糖が足りないと保存効かなくなるしなあ」と思って途中でパラパラと足したため、総分量がわからなくなった。水も途中で足したりしたのでもう全ての分量が分からず。
・「皮の赤いところだけをお茶パックに入れて途中まで一緒に煮ると、ジャムがピンクになります♪」という注意書きに惹かれ、馬鹿正直に傷一つない真っ赤なところだけを選んで入れたら全然足りず、色が半端なベージュともピンクともつかない有様になった。しかもお茶パックがなかったので悩んだ挙げ句、味噌漉しを使った。
・最初切った時はいちょう切りだったのだが、煮ている間に「パンに塗るんだったら形が崩れていた方がいいじゃん」と思って、柔らかくなったのを幸い、あく取りで適当にめちめちと潰した。


………。
絶対再現不可。
「今回は『おためし』だから皆様のきびしい意見を聞いて次に生かそう」と思ったのに、この賛辞の嵐では次回の方向性が全く見えないではないの!
人にあげる以上「いやこれちょっと…」という出来ではない方がいいだろうし、ほめてもらえるのは嬉しいんだけど…もうあれ絶対作れないの……。
ビギナーズラックだったらどうしよう。
「無心で作っていたあの時は、よかった…欲が出たら、もう、作れなくなった…!」とかそんなパターンだったらどうしよう。
とか小心な自分を思いつつ、まあどうせ原価もイチゴジャムよりはるかに安くつくし、時間もうんと短くて済むし、まあがんがん作ってみましょう。
シナモンとか入れてもよさそうー。
そんなわけで友人諸君、今年の冬は私のリンゴジャムとパンで握手だ!(引取手常時募集中。但し美女に限る)
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かんざき * おやつとか料理とか。 * 23:23 * comments(0) * trackbacks(0) * - -
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