ダディ・ロング・レッグズ

少し前ですが、久々にミュージカルを観てきました。
それがタイトルのダディ・ロング・レッグズ。日本語訳で言うとあしながおじさん。
ミュージカル界きってのプリンス井上芳雄と、ミュージカル女優というより私としては声優もしくはアニソン歌手として親しみがある坂本真綾ちゃんの二人ミュージカル。二人。いかにも大変そう。
前回の公演が終了した後に(…)存在を知り、ううー、観たい!と思っていたのですが友人のゆうまくんが「再演あるよ」と教えてくれたので、無事行けました!よかったー!
そんなわけで感想まとめ。
原作含めネタバレありまくりなので、未読の方ごめんなさい。


・歌
素晴らしいの一言。素晴らしくなけりゃ二人ミュージカルなんて出来ないでしょうけれども。
残念だったのは、今回から曲および細部が一部変更になり、サントラで気に入った「ロックウィロー」という曲が削られていたことですよ…全体的に真綾ちゃんの高音が減ったらしいです。ウウウ!


・衣装
真綾ちゃんの衣装がどれもオールドアメリカンな感じで可愛かったです。井上芳雄のスーツも素敵でした。キャ。


・原作と比べて(内容)
原作は冒頭以外全てジルーシャの手紙のみで話が進んでいくので、あしながおじさんことジャーヴィスさんの心情が一切出てこないのですが、ミュージカルではジャーヴィスさんがどう考えていたのかということがわかって、そこがとても面白かったです。そういう解釈もあるのねー。
そして歌とかセリフとか、原作を読んでいると「うお、こんなところを拾うか!」というようなマニアックな一面もあって楽しかったです。小さい頃何度も読んだ本は大人になっても覚えているものですね。
ラスト、あしながおじさんの正体がわかるところは原作だと「あしながおじさん=なんでかわからんが体調不良」(「ジャーヴィスさん=カナダで狩りをしているとき一晩嵐に見舞われて肺炎」の時期に一致)で、いまわの際に会いに行くというような描写だったので、いつ井上芳雄のパジャマ&ナイトキャップ姿が見られるのかとドキドキしていましたが、そこはあっさりなかったことにされていて、普通の格好で会っていました。個人的に残念。


・原作と比べて(ジルーシャもしくはジュディ)
名前。まず名前。全編「ジルーシャ」で押し通したのはなんでだ。彼女は自分の「ジルーシャ」という名前が嫌いで「ジュディ」という愛称を自分につけていたはずなのにさ。
観客が混乱するからなのか、歌詞にしたとき「ジュディ」より「ジルーシャ」の方がよかったのかわかりませんが、そこは…原作者が怒るところだろう…と勝手に思いました。やっぱり歌にしたときの印象かなあ。ちぇー。
あと、原作のジルーシャってジャーヴィスさんの正体を知っても「わたしはなんてばかだったのでしょう。少しでも知恵が働けば、百ものささいなことからわかっていたかもしれないのに」と言うような結構おっとりした子だと私は思っていたのですが、舞台のジルーシャは「なんで隠してたの。男性として魅力的ではないわ!」みたいな感じで超怒っていて、全体的に現代っ子寄りにした印象でした。というか真綾ちゃん寄りにしたという感じでしょうか…。
彼女は優しい歌声でありながらライヴのMCとか結構Sなんだよな………カタカタ。でも可愛いからいいか(甘い)。
あとミュージカルだと首席で卒業したことになっていて、「一年のときに赤点取っておいて首席卒業はないよなあ。大学のシステムは今と違うのか?」と首を捻っていたのですが、原作読み返したら「優等で卒業するのは無理でしょう。あの一年生のときの忌々しいラテン語作文と幾何学のせいです」という記述があって、「だよねー!」と溜飲を下げました。


・原作と比べて(ジャーヴィス)
原作はジャーヴィスさんの心情が全く出てこないので、ミュージカル作者の創作ですね。解釈としてとてもヘタレでした。あー会おうかなーどうしようかなーでもなー、はっ、ちょうど同級生に俺の姪っ子がいるというから、「あしながおじさん」じゃなくて「ジャーヴィス叔父さん」として会っちゃえ!から始まってあとにひけなくなっていってました。
しかしヘタレでも井上芳雄なので許すしかない(甘い)。んもうしょうがないなおじさま!
原作でのジャーヴィスさんは正体をばらしたときも笑って手を差し伸べて、「かわいいジュディ、ぼくがあしながおじさんだって思わなかったのかい」とか言ってるので、本当は結構図太い人なんじゃないの?というのが私の印象です。ジュディとは14歳差ですって!うひー!
彼に関しては友人のありちゃんとけちょんけちょんに話していました。


私「ジュディの前に少なくとも2人大学出してるんだよねあのひと。3人分の学費出すってすごいな」
ありちゃん「その男の子たちに『…というわけで、君たちの後輩と結婚したんだよ』と言って感想を聞きたい(笑)」
私「今思ったけど、前の男の子たちの大学在学期間が被っていなければ、最初の子は自分とあんまり変わらない歳の人に大学出してもらったってことにならない?(ジュディが18のとき14歳差で32、大学4年として2人分だから、最初の子は8年前に入学したと計算すると当時ジャーヴィスさんは24歳)
か、かんじわるくね?ジャービーぼっちゃま!」

ありちゃん「ノブレスオブリージュ、の一言では片付かないモヤモヤが生じるね。
ジュディの場合でさえ『おじさんではないんじゃね?』とかおもったのに」

私「24歳の若造に『君は優秀だから大学出してあげよう』と言われてもね!モヤモヤするね!意味もなく殴りたくなるね!」
ありちゃん「その状況で素直に感謝して援助を受ける子って、あんまり大成しなさそう(偏見)。
いや、ハングリー精神ってわりと活きてくるじゃん、ここぞって時に。あ、心の中で『ケッ』と思っていてもお金だけは受け取るって子は出世しそうだけど」

私「わかるけど性格悪いなソイツ。まあ、もしかしたら男の子たちにも正体は隠してたのかもしれないけどね。
…しかしそんなこと思いつく?フツー自分よりはるかに年下の子を助けようって思わない?なんとなく」

ありちゃん「難病の小さい子を支援する、とかねえ。
時代背景的に『優秀なのに経済的な理由で大学行けない』って人が、今よりもいっぱいいそうではあるけれども」

私「あとさあとさ、『ジャーヴィスさんは赤ん坊の頃のジュリア(姪っ子)を一目見て気に入らないと思ったらしくそのまま忘れてた』って描写があったけど、親戚の赤ちゃんを見て『ワーかわいい!』ってなる14歳男子がいたらそれはむしろヤバい奴だよね(笑)」
ありちゃん「とりあえず、私が親ならば、その14歳男子はブラックリストに入れて、可能な限り接触を避ける(笑)」

こんな感じ。ありちゃんありがとう。
この二人の関係性については、続編の「Dear Enemy」を読むとますます言いたいことがいろいろ出てくるんですけどね。まあそれは置いておきます。


・原作の思い出
私がこれを初めて読んだのは確か小学校高学年の頃だったと思うのですが、ほんとに全く何も考えないで読んでいたなーと今にして思います。
あしながおじさんの正体を知っても「へー」としか思わず、あしながおじさんがサリーの家に行くのを理由も言わずに「絶対ダメ」と言って止めた時も、「そうだよなあ、親ってなんだかわからんけど『とにかくダメ』って言うもんな」と妙に納得していて、訳者あとがきで「ジャーヴィスさんは(ジュディが「サリーのお兄さんが大学のお友達を連れてくる」と手紙に書いたので)、他の男の人たちにジュディを会わせたくなかったんでしょうね」と書かれていたのを見て「ああ、そういうことだったんだ。へー」と思っていました。浅薄極まれり。
なので、ミュージカルを見て「おお、ここでジャーヴィスさんが出てきたのはそういう意味だったのか!」とか随所に新しい発見がありました。それはとても楽しかったです。
今改めて読むと、ジュディはほんとに孤児だったんだなあと思います。
先ほどのサリーの家に招待されたくだりだって、普通の家に育った女の子なら「男の子と素敵なことがありそう」的なことは、少なくとも親に許可を得る段階では自然と隠すと思うんですよね。これはもう誰に教えられることではなく、女の子だったら身につけている勘のようなものだと思うのですけれど、ジュディはとにかく「素敵なことがありそう」というのは男の子がくるということであろうが射撃をやるということであろうが、「親」代わりのあしながおじさん相手でも全部書いてしまう。
それは彼女があしながおじさんの人となりを知らないこともあるでしょうけれども、そういう「親に対する駆け引き」が身についていない子であるという絶妙な表現なのだと思いました。


というわけでわたし的に盛りだくさんのアカデミックな観劇でした。
そうよこれが非日常よ!(手遅れ)
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かんざき * Show must go on! * 23:22 * comments(2) * trackbacks(0) * - -

坂本真綾 20周年記念LIVE "FOLLOW ME"

友人のゆうまくんから「菅野よう子さんがゲストなんだけど行かない?」と誘ってもらえたので、行ってまいりました。
タナボタ。
2011年の「You can't catch me」以来ですね。あの時もゆうまくんに誘ってもらったんだった。ありがとう。
前回は東京国際フォーラムでしたが、今回はぐっと会場が広くなってさいたまスーパーアリーナでした。2階席でしたがヴィジョンがあったし、なぜか私たちの近くはみんな座ってたので、のんびり聴けてよかったです。
最初の3曲あたりまでは真綾ちゃんもまだ慣らしだったのか「高音大丈夫?」とひやひやしてしまいましたが、じきにいつもの伸びのある美しい声になりました。ほっ。
ともかく長い公演で、何曲やったんだろう…アンコールだけで1時間くらいあったような?16時の開演時間がちょっとおしたことを考えても終わったのが19時半だったから少なくとも3時間はやってたのか。すごいなあ。
休日で16時始まりのライヴっていいですね。終わった後ゆっくりごはん食べる余裕があるし、電車が多少遅延していてもなんとかなるし。もっと広まらないかなー。
閑話休題、初期の曲から最新曲まで幅広くやってくれて嬉しかったです。好きな曲で聴けなかったのは「うちゅうひこうしのうた」くらい。
前回逃した「トライアングラー」も聴けたし、聴けると思ってなかった「スクラップ〜別れの詩(うた)」も聴けたし、真綾ちゃんの曲で一、二を争うほど大好きな「マメシバ」も聴けたし、満足満足。


途中スペシャルゲストで菅野よう子さんが出てきて、ピアノソロメドレーをやってくれました。素敵〜〜!ソロの最後が「約束はいらない」でゼスチャーで「歌って!」と要求なさるので歌いましたよ!歌えますよちゃんと。しかし会場全体としては歌詞が心もとなかったので、「君を 君を 愛してる」の次は…の前に「心で!」と言うように胸を押さえる菅野さん。「見つめている!」と目の上に手をやる菅野さん。「寒い夜も」と両肩を抱きしめる菅野さん。かわいいーーーー♪何度かサビを繰り返し歌って、真綾ちゃん登場。ショートバージョンでしたが「約束はいらない」が聴けました。
なんでショートバージョンなのさ?と思ったらアンコールで真綾ちゃんゆかりのバンド(知らなかったけど)「the band apart」が出てきてカバーでやったのでした。ああ…この曲は真綾ちゃんバージョンが聴ければそれでよかったよ…シクシク。男性ボーカルのロックで聴きたい曲じゃないよう…ううう。
菅野さんは数曲後一旦退場しましたが、アンコールでまた出てきてくれました。アコーディオン持って「ポケットを空にして」で参加してくれました。


余談。
ライヴ後のゆうまくんとの会話。
私「あのさ、私さっき初めて作詞の岩里祐穂さんは女性だということを知ったよ」
ゆうま「え、えええっ、なんで?」
私「なんでもかんでも…なんだかずっとそう思い込んでた。だから真綾ちゃんが『菅野さんと岩里さんという素敵な女性が…』ってMCで言った時、おそらくこの広いさいたまスーパーアリーナでただ一人『え、女性だったの!?』と動揺していた」
ゆうま「なんでだ…。写真あるよ(がさごそとこの日のコンサートグッズのパンフを見せてくれる)」
私「ほんとだ。女性だ(しかも美人だ)。誰も訂正してくれなかったからここまで来てしまった」
ゆうま「…」
私「ひとつ賢くなったよ」
…岩里さん、すいませんでした。歌詞、ものすごく好きです。うう。


総じて「あーーーー楽しかったなあよかったなあ」と思えたライヴでした。清々しい。
帰りにゆうまくんと食べたオムライスも美味しかったし、良い日でした。
ありがとう、ゆうまくん!ご指摘いただいたRSSをいじってみたけどこれでいいのかい?よくわかんないよ!
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かんざき * Show must go on! * 21:49 * comments(6) * trackbacks(0) * - -

Riverdance

見てきましたー!
リバーダンスが何かというと上半身はほとんど動かさず下半身で軽快なリズムを取りながらやるダンス…ともタップダンス+ラインダンスともいろいろ言われていますが、「アイリッシュダンスに様々な要素を取り入れてショーに昇華させたもの」が個人的に一番しっくりするような…説明しづらいです。
すごく久しぶりに見ました。懐かしかったし、やっぱり素晴らしい舞台でした。
以下感想。


・前から6列目中央という絶好の位置!…だと思ったのだけどシアターオーブは前から8列目くらいまでは傾斜がないという予想外の展開。肝心要の足元があんまり見えないという憂き目に…よよ…もうちょっと後ろを取ればよかった(贅沢)。
・新曲は最後の方のアレだったのか…?といううろ覚えな記憶。
・中心となる男女のペアがいて、私は便宜上「マスター」と「ミストレス」と呼んでいる(昔読んだバレエの本でオペラ座の偉い先生がそれぞれ「バレエ・マスター」と「バレエ・ミストレス」と呼ばれていたことに由来するけどそれは別にいい)。ミストレスはいつ見ても美人。今回のマスターはともかく「俺!」に満ち溢れていて、こんなにも「俺!」という人を初めて見たので圧倒されてしまった。いや、そうじゃなきゃマスターは務まらないんだろうけど。マスターの相手はミストレスと決まっていて、あとは最後の挨拶の時に全員が並ぶ時はどうすんのかなあと思ったら右にミストレス、左はフラメンコダンサーの美人を置いていて、群舞の女の子たちなぞ見もしなかった。スゲエ。
・ヴァイオリンの人がずーっとニコニコしながら弾いていてこっちも楽しくなった。この舞台で男の人がヴァイオリンやってるの初めて見た…かも。確か初演…だったと思うのだけど、その時はリバーダンスが出来る女の人がヴァイオリンを弾いてて、踊りながら弾いていた。あれが圧巻で、あれを超えるヴァイオリンは見たことがない。リバーダンスなら当然なのだと思っていたらやっぱりあんな芸当ができたのはあの人くらいだったようで、それ以来見たことがないのが残念だ。もっと熱心に見ておけばよかった。
いや、それはともかく今回のヴァイオリンの人はニコニコしながら途中ヴァイオリンソロでさりげなく「さくらさくら」を混ぜてきたり、なんかいい人そうだなと思った。途中激しく引きすぎてヴァイオリンの弓の毛(馬の毛なんですって)がほつれていて大丈夫かしらと心配した。
・総じてお金がかかる舞台なんだろうなーと思った。ダンサーの衣装も取っ替え引っ替えだし、人数いないとしょぼいし、ずっと踊っていたら体力持たないから1時間あまりで20分もの休憩が入るし(だからホールの使用料もケチれないのだろう)、楽器もいるし。
・何度聞いても「Caoineadh Cu' Chulainn(クーフーリンの哀歌)」は泣いてしまう。使っている楽器はイーリアンパイプというそうだ。なんだかどこかへ帰りたくなる。どこだろう…と思って真っ先に浮かんできたのは弱い雨が降った後夕暮れに近い時間のビッグレッドファームだった。広くて、どれだけ息をしても大丈夫な場所。いつかまた行きたい。
・あと2曲めの女性ソロ&コーラスの曲は「The Heart's Cry」っていうことにあとから気づいた。そういえばハーツクライの母はアイリッシュダンスだった。え、じゃあまさかハーツクライってリバーダンスから来た名前なのか!?と思ったら合ってた。おお…遅いよ俺…多分過去に同じことに気づいたかもしれないけど忘れてた。さっぱり。
・最後に「ダンダン!」と鳴ってスポットライトが動くと「ああ、終わりなんだなあ…」と思って寂しい気分になり、いやそんなことを思っている場合ではないともう目を皿のようにして舞台に食い入る。最後の最後までマスターは「俺!」であった。いやもうそれでいい。すごいよマスター。
最後は観客も総立ちのスタンディングオベーション。見事な舞台をありがとう!


そんな感じでした。
良い舞台を見ました。
いつか本場を見に行けたらいいなあ。
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かんざき * Show must go on! * 23:25 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

能狂言デビュー

以前小林賢太郎「ポツネン」に行った時にチラシが入っていました。
国立能楽堂企画公演「働く貴方に贈る 夜7時からの、能・狂言」
歌舞伎は数年前春蝶姉様に連れて行っていただいたけど、能と狂言はちゃんと見たことないなあ…。「花よりも花の如く」は読んでるけど。
いい機会だし、思ったよりずっと値段も安いし、行ってみようかな。と心を動かされて行ってみました。
以下、まっっっったくの素人が好き勝手書いているのですいません。斬新だとでも思っていただければ幸いです(予防線)。

・国立能楽堂
千駄ヶ谷の駅からちょっと歩いたところ、そして「え、ほんとにここにあるの?」というくらい(私にとっては)唐突な場所にありました。最初裏口から入るところだった…。
中はロビーがあって、小さな売店もありました。ホールは割とこぢんまりしていて、客席は全部で700弱かな?そのくらい。目の前に小さな画面があって字幕が出ます。便利!

・実演解説 能に見る道具の違い
最初に観世喜正さんという方が狂言と能について解説をしてくれました。
狂言について「こっけいなシーンもありまして、そこは笑っていただいて結構なんですけれども、その奥にある人間のおかしみというか、深みを感じていただけるとより楽しめるのではないかと…」というようなことを仰っていて余計なお世話だと思いました(失礼)。
能についてはこの後やる「巴」について薙刀の使い方とか、「能はすり足で歩かなければならない」とか教えてくださって興味深いところも多かったのですが、「最後のシーンでこうなります」とかネタバレオンパレードでそこはちょっと…。いや、常識なのはわかるんですが!「扇を小袖に見立てるんですよ。どういうシーンなのかは見てのお楽しみ」とかそういうね、本編に楽しみを持たせる語り方の方が私は好きですのよ!
…色々生意気を書きましたがこういう話は聞きたくてもなかなか聞けないので、嬉しかったんですよ。ありがとうございます。

・狂言 文山立(ふみやまだち)
山賊が二人で掛け合う狂言でした。
セリフも割と分かりやすかったです。狂言ってちゃんと読んだのは「附子」だけですが、それもやっておくものだねえと感心しました。「みども」とか知ってる単語はそれだけでなんか嬉しいし。
あと年単位で久しぶりに「水茎」という言葉を聞きました。そうであった…あったなそんなの…。
山賊がふとしたことから喧嘩になってしまい、取っ組み合いになっても「ここは後ろが茨の藪で危ないから戻ろう」とか「こっちは後ろが崖で危ないから戻ろう」とか「見物人がいないところで二人で果たしあっても仕方なくね?」みたいなことになったり、大変面白い掛け合いでした。違うのも見てみたい。

・能  巴(ともえ)
平家物語にも出てきた「巴御前」。で、幽霊になった巴御前が旅の法師に弔いをお願いする話(あれ、筋を書いてしまうと単純だ…)です。
最初は普通の女性の姿なのですが、後半は回想が入るので甲冑姿に見立てて男物の服(なのか?)で出てきました。後半の着物が美しくて、薙刀も勇ましくて素晴らしかったのです!
最初太鼓を叩く人2人と笛の人が1人、あとそれの手伝いをする人たちが正面に出てきて、その後右側にわらわらと歌う人たちが出てきました。
のちの会話。

私「最初に解説してくれた観世さんが横の合唱団の中にいてさあ、『あ、いるいる!』って思ったね!(得意げ)」
夫「『地謡』(じうたい)な!あとあの人あれしかやらないわけじゃないからね!」

…自分だって「花よりも…」の知識のくせに…。ちぇ…。なんか「花よりも…」は何回読んでも内容共々よく覚えられないんですよ。成田美名子の漫画についてはいつか語ろうと思って語ってないけどまあいいやそれは。
閑話休題。
いわゆる「面」(おもて)をつけたのが巴御前だけでそれはちょっと寂しかったのですが、まあそれでも雰囲気はよくわかりました。
大道具もないし人数も少ないので、想像で補う芸術なんだなあという感じでした。それを言ったら面も表情が変わらないので、自分の感情が投影されますものね。
同じ面なのに、軍勢と戦っているときと、義仲に向かうときはやっぱり表情が違うように見えて、不思議な世界でした(ついでに義仲も人としては出てこず、巴のパントマイムと地謡から存在を想像するしかない)。
あと平家物語と能では微妙に巴や義仲の設定が違うところもあって、それも興味深かったです。

総じて良い経験をしました。
また見られたら見てみたいものです。
…っていうような感想をアンケートに書いてこようと思ったのですが、アンケート用紙が配られなくて残念。ちぇっ。
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かんざき * Show must go on! * 18:16 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

其礼成心中とダービー馬の復帰

・其礼成心中
三谷幸喜が脚本を書いた文楽「其礼成心中」を見に行きました。
これが私の文楽デビューです。やったー♪
三浦しをんの「あやつられ文楽鑑賞」を読んでから一度文楽行ってみたかったのですよ。
三谷さんなら面白そうだし。ってなわけで同じく三浦しをんの愛読者、ありちゃんと一緒にテクテクと渋谷のパルコ劇場へ。
客層は割と若い人が多い中、たまに着物姿の粋な女性とかいらして、羨ましいなあああいう風に着物を着こなせるようになりたいなあと切望。浴衣で行こうと思ったけど行かなくて正解だったかも。いやでももう今年はこれで浴衣を着る機会を完全に逃したよ。よよよ…結局1回しか着てないなんて!うわぁん!来年は3回は着てやる(野望)。
…じゃなくて、文楽は面白かったです。
ここんとこ寝不足だったせいで数回落ちましたが、勿体ないことをした。面白かったです。
NHKの人形劇「三銃士」の時から「人形ってすごいな」と思い、「そうだよな、ひょっこりひょうたん島からのノウハウがあるもんなNHK」と感心していたのですが、そうじゃないんだな。その前に文楽という伝統があってこそのあの人形劇のクオリティだったのですね。
そんなわけで私は人形の動きに釘付けでした。ありちゃんが後から「一人、格が違うほどべらぼうに上手い三味線の人がいた」と言ってたのですが、私は全然分からんでした…すいません。でもどこに注目するかは人それぞれだから!
基本的に3人で操って命が吹き込まれる人形の動きもすごかったのですが、不要になった小道具をさっと片付ける黒子の人も、さりげなく、そしてここしかないタイミングで出て来て、それも素晴らしい。
語ってる人は一人で何役も演じ分けていて、一人で喋っているのに、今どの人形が喋っているのかがちゃんと分かる。
もっとすごいのは、語り役が途中で交代するんですが(多分一人でずっと演じていると体力がもたないからだと思うけど)、交代しても誰が誰なのかが全く混乱しない。これはすごい。
ストーリーはさすが三谷幸喜、で見事なコメディに仕上がっていました。
うーん、これは良いものをみました。満足♪


・ダービー馬の復帰
2009年のダービー馬、ロジユニヴァースが今年の札幌記念で復帰というニュースは随分前に見ていましたが、ここには書きませんでした。
だって今までどれだけ期待してはがっかりしたことか…。
ロジは体質も弱く、脚も曲がっているようで、思うように調教が出来ないのだと聞きました。
だから、陣営を責めるのはちょっと…違うかなって。
もう一度だけ出て来てくれないかな。そして、無事に回って来て欲しい。
それだけを願い、「パドックに出てくるまでは喜ぶまい」と決めて、知らん振りをしていました。
金曜あたりにありちゃんに「電車の中で隣に立ってるおじさんが読んでる競馬新聞に札幌記念の馬柱が載ってたけど、全然ドキドキなんてしてないんだから!」とかメールを送ったのは内緒です。

そしてパドック。
ほんとのほんとに、ロジが居てくれました。
おかえり、ほんと、おかえり!!!
パドックの時点で既にうっすら涙する私。

レースは…もう…最初のコーナーを回る頃にはなんか…違う気がしました。
結果は大差のシンガリ負け。
ネット上では悔しいとか情けないとか、そんなコメントを山ほど見ました。
その反面、「出て来てくれてありがとう」というコメントもありました。
私はもう「無事に回って来てくれてありがとう」しか言えないです。
競走馬として、2年のブランク。人間で言えば8年くらいのブランクを経て、それでも君は諦めずに帰って来てくれた。
君を見捨てず、大事に乗ってくれた横山典弘騎手の騎乗にも恵まれた。
おそらく彼の評価はダービー馬としてはかなり低いものになるでしょう。
それでも私は彼が大好き。
私の目の前で、ネオのダービーと同じような重馬場の中、一番にゴール板を駆け抜けてくれた君は、間違いなく名馬。私の心に宝石のような素晴らしい思い出をくれた君は、誰がなんと言おうと名馬です。
もう一度無事に回ってきて欲しいとだけ願った私の望みまで叶えてくれて、本当に言うことは「ありがとう」しかないです。
ロジ、ありがとう。
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かんざき * Show must go on! * 22:32 * comments(4) * trackbacks(0) * - -

ルドルフ・ザ・ラスト・キス

現在帝国劇場で上演されているミュージカルです。
「シシィ」の愛称で有名なエリザベート皇妃の息子ルドルフが主人公の舞台。
あらすじとかよくわかんないけど、ありちゃんが「生まれ変わったら嫁になる」とまで言っている井上芳雄が主演、しかもハプスブルグ家の皇太子様役ともなれば衣装的にも相当期待出来るはず!
…ってなわけで行って参りました。

以下、まるっきりネタバレなのでご注意下さい。





いいですか?


では。



あらすじ:(ウィキペディアのやつに追記)
ハプスブルク家の皇太子ルドルフは、厳格な父親との人間的・政治的対立で苦悩していた。妻シュティファニーとは冷え切った関係で、安らぎのない日々を送っていた。宮廷で開かれた舞踏会で、ルドルフは没落気味の家の男爵令嬢マリーと出会って恋に落ち、密会を重ねる。マリーも婚約者の金持ちが居たものの、すっかりルドルフに夢中になる。自由と平等を夢見るルドルフに、ハンガリーの独立を願う勢力が接触してくる。友人でもあるらしいイギリス&フランスの王子(なのか?)に「今すぐこの同盟を結ぶ書類にサインしてくれ」とか言われる。大変に詐欺くさいが、自分の政治的理想とオーストリア皇太子としての立場との間で真面目に苦悩してしまうルドルフ。そんな中、ルドルフとマリーの道ならぬ関係は、謀略家である首相にも知られる事となる。
一度は別れようとした二人だが、何故か再会し、マイヤーリンク(リゾート地かなんかなのだろうか)にて銃で心中する。

ま、こんな話です。
ベタを一歩も出ません。これほどのベタさ加減は「とある飛空士への追憶」の上を行くがそれが良い!
「こんな話だと『宝塚でやってて、それを帝劇でもやることになった』じゃないの?」とありちゃんと話し合ったらそのとおりでした。
そちらだと「うたかたの恋」というタイトルだそうです。
ついでに今回の帝劇も初演だと思ったらさにあらず、2008年に宮本亜門の演出で1回やってたとか。その時も井上芳雄が主人公だったみたいです。そっちも見たかったな。
今回の演出はデヴィット・ルヴォーという人。ウィーンの人だそうです。


あらすじとかはどうでもよろしくてですね。
上演前。

私「殆ど普段着でもいいと思うのよ。だけど『エリザベート』の時にルドルフやったときは王子様衣装(私信:ありちゃんへ:このときのパンフレット、うちにあったよ!見せたことなかったら今度見せるわ!)だったわけだし、今回だって1回は期待してもいいと思うの」
ありちゃん「そうよねえ、軍服にいろいろついた感じのやつ!」
私「うん。でさ、普段着も出来ればオスカル様みたいな格好がいい。ひらひらのブラウスとか」
ありちゃん「いいねー!」

前半。
・のっけから黒スラックスに白い上着の軍服姿で登場。うひょー!後に上着を脱いでブラウス姿になる。脚が!やばい脚が長い!!!元々身長も180センチあるそうだし、フガァァァかっこいい。
・黒いロングコート。ワインレッドのロングマフラーがまたステキ。

幕間。
ありちゃん&私「脚、長っっっ!!!!」
ユニゾンでした。
だって長かったんだもん脚。
黒のロングコートも素敵だったわよねえあれは背がないと着られないわよねえときゃあきゃあ。
後半はどんな衣装かしら♪

後半。
・愛人のマリーとの情事の後(!)だったので、はだけた白ブラウスに白ぱんつのみ。
ななななんというサービス!!!!!勿論静かにはしてるけど、隣のありちゃんも相当にテンションがあがっているに違いない(後できいたらやっぱりそうだった)。
・水色の軍服。
・紺色(プロイセンブルー)の軍服。もきゃーーーーかっこいい!!!!このシーンはルドルフが大変に拗ねていて2週間も家出した挙げ句娼館に行っておきながら「誰も俺に近づくな」オーラを出しているというめんどくさい有様で、彼はずっと背を向けていて、娼婦やルドルフの友人たち(なのか?)が歌い踊っているというシーンだったのですが、私はもうそんなのどうでもよくずっとルドルフの背中を見ていました。嗚呼、ルドルフ!!
それにしてもどうして帝劇の輸入もの演目ってたいがい娼館のシーンがないといけないのだろう。
・黒のスリーピース。なんと!!!スーツまで来た!!!なんてこった!!!あああ見に来て良かった!!!!!フガァァァ!

てな感じでした。
私は井上芳雄さんって「歌は上手いし演技も出来るけど積極的にカッコいいか?と言われると岡田准一君ほどでは…」と思っていたのですが、いやーーーあのうスゲーかっこよかったです。ありちゃん、君の目は確かだ!
拗ね方とか駄目っぷりは今大河でやってる平清盛と良い勝負で、ほんっとただの中二なんですが、見ているうちに「いいじゃない、もうカッコいいんだからいいじゃない。顔がよくて脚が長いんだからいいじゃない。万歳!!」と思えてくるのが恐ろしい。
愛人のマリーもよく考えるとあんまり何も考えてなくて、それほどどうのこうのって女でもないんですが、「ルドルフがそんなに熱愛してるんだからいいじゃない。頑張れ!」と応援したくなります。いかーん。
「ザ・ラストキス」ってタイトルの通り、キスシーンが多くて…あの…ベッドシーンもそれなりにあるんですが、修学旅行で来ていた若者たちはどう思ったんでしょうか。やや心配。

ミュージカルとしてのキモ、音楽もよかったです。
ものすごく印象に残る歌とかはあんまりなかったのですが、出てくる人が皆上手い。残らず上手い。やはり帝劇のミュージカルはこうでなくては。未だに数年前の「モーツァルト!」で木村○乃の下手っぷりに目が覚めたトラウマを抱える身としては大変に有り難し。
井上さんのすごいところはソロだけではなくデュエットもうまいところ。
受けて立つ和音美桜さんもすごい。あの声量と質と運動神経(途中ローラーブレードを履くシーンがあるのですが、ちょっとハラハラした井上さんに対して和音さんの方はすいすいすべっておりました…)。後で調べたらやはり宝塚宙組の娘役トップだったそうです。やっぱり宝塚のクオリティは素晴らしい。
メインテーマではつい涙が出てしまいました。歌詞とか曲とかではなく、ただ心の中からせりあがってくるなにかのせいで。
サントラ出たら欲しいなあ。

セットも帝劇らしく豪華だったし、お洒落したありちゃんも素敵だったし、帝劇近くで食べたランチも美味しかったし、素晴らしい観劇でした。
もう一回見てもいいな。ニヤ。
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かんざき * Show must go on! * 23:26 * comments(11) * trackbacks(0) * - -

チークとコレクターズ・アイテム

ジル・スチュアートのチークを2代続けて使っていたのですが、どちらも最後まで使い切る前にプレストパウダーが崩壊し、「もう頼まないよ!」と一方的に別れを告げて次のチークを探しておりますどこかにないですかねえ服部さん化粧品売場を行脚するのも面倒だ何故店員がいちいち張りついてくるのかそれなら金曜の混雑時店員が私に構っていられないほど忙しい時に行きたまえ少しはマシに選べるだろう!

…すみません、リーガル・ハイを見たばかりなので古美門(こみかど)先生の長台詞がうつりました。
ジル・スチュアートの4色混合のチークが気に入って使ってたんですが、2代続けて崩壊するにあたり、「きー!」と思った次第です。
混合色のチークでもっと壊れにくいやつってないのかしら。
混合色の練りチークってあるのかしら。
崩壊したチークはふるい付きの別容器に入れてがっしがしに叩き潰し、なんとか使い切ろうとしている最中です。混合色チークの意味が全くないというのは気のせいです。
これがなくなるまでに次のが見つかるといいなあ。

チークとセットのアイテムとして、先日オルビスから発売されたサンスクリーンパウダーは大変気に入りました。
色がもう1トーン明るいのがあればもっといいんですが。
仕上げ・化粧直しパウダーでSPF50・PA+++は大変嬉しいです。わーい。
…同じことを思った人がいっぱいいたようで、8月まで品切れみたいですね。
それもすごいな。


昔舞台で見た三部作のDVDを欲しいなーと思っていたのですが、見たばかりの時は「買うほどでもないかな」と考え、財布にも痛かったので購入を見送っていました。
…近年、激烈に欲しくなりました。
しかし如何せん有名でもない舞台公演だったのでとっくに絶版。Amazonやブックオフでは購入情報すらない有様。
探しに探し、ヤフオクのアラート登録(検索ワードを含むものが出品されたときにメールで知らせてくれる)をし、中古の舞台ビデオやDVD、パンフレットを扱うお店を発見して毎日毎日根気よく入荷情報をチェックしておりました。
苦節何ヶ月かわかりませんが、先日やっと入荷情報が!しかも三部作全部揃って!!!!
入荷情報に気づいた途端もう無我夢中で購入依頼を出し、頼む間に合ってくれと祈っておりました。
その甲斐あってお店側から「取り置きできましたよー。これから送りますー」というメールが!!!!
おおおおおおお、う、う、ううう嬉しい!!!
大変に嬉しい。店に思わず「ありがとうございます」と伝えてしまったほど嬉しい。実店舗で店員が目の前にいたら思わず握手を求めていたであろうほど嬉しい。
よく見たら既に「コレクターズアイテム」の域に入っているのか、中古なのに結構な額になっており、3本併せて○万円という明細を後から見て愕然としましたが気にしないことにします。
欲しいと思ったときが買い時といういい例ですな。


あーあーあーあー、リーガル・ハイは来週が最終回ですか!
うううっ。
また1クールのドラマでやってくれないかなあ。
今週は………ガッキー…あいつめ…空気のくせに…ずるい!ひどい!「え”ーーーー!!!」だ!!!(ファンの方ほんとすいません)
あと弁護士に労災なんかないからな!(簡単に言うと、法廷に立つ弁護士は雇用契約という形にならないから労働保険に入ってない。ついでに雇用保険も厚生年金もない。あ、でも弁護士法人は違うかもしれない)けっ!!!
…とか文句つけつつ、来週が楽しみです。くぅ。
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まだまだ行くのか銀英伝

意外と何度もここで話題にしている銀英伝。
そろそろ同盟篇がやってると思うけど、どうなのかなーとか思っていたら、ピロリンと新しいお知らせがきました。


≪2012年8月公演 舞台「銀河英雄伝説 撃墜王」!!≫

ソースはこちら

…待て。
ホント待て。
ポプランでスピンオフだとぅ!!??
油断も隙もありゃしません。
主演の中川晃教さんはべらぼうに歌が上手いので、最悪その歌だけでも聴きにいく価値はあると思いますが、いやーそれにしたってさー、エエエエエ!??
どこまで行くつもりなのこの舞台。
しかも今をときめくKis-My-Ft2から2人も出るんですって?ジャニーズ暇なのか?(失礼)
まさかこの子たちのどっちかがイワン・コーネフじゃないでしょうね?それは勘弁して下さいよ???

どんな話になるのかとストーリーを読んでみました。
(以下、公式サイトより)

「自由惑星同盟の「撃墜王」と呼ばれているオリビエ・ポプラン、イワン・コーネフ、ウォーレン・ヒューズ、サレ・アジズ・シェイクリの四人の最強カルテットたちは同盟軍の単座式戦闘機スパルタニアンのパイロットであり、帝国との戦闘において活躍している、同盟軍にとってなくてはならない男たちである。」

フムフム。
シェイクリのフルネームは初めて認識した。てへっ。

「酒を飲み、笑い、遊び、歌い……空戦隊の男だちは心の奥で何を想い、何を信じ戦い続けているのか……。宇宙暦796年アスターテ星域会戦、イゼルローン攻防戦、アムリッツァ星域会戦。ポプランたちは、宇宙の戦場に飛び立つたびに敵を撃墜した数の勝ち負けで賭けをしていた。勝っても負けても、賭けを実行するには、生きて還らなければならない。しかし…アムリッツァ星域会戦で出撃したポプランが戦うべき相手は帝国の戦闘機ワルキューレではなく、そこで突きつけられた現実であった……。」

アムリッツァか。
ってことは戦うべき相手ってのは現実というより味方殺しのメカニ(自粛)

「一方、帝国側では「戦争の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムとその副官ジークフリード・キルヒアイスがある男を呼び寄せ、同盟軍に潜入させて不穏な動きを始めようとしていた。ヤン提督は捕虜交換式の報告をするために首都ハイネセンへ。200万人の帰還兵を乗せた輸送船に同乗したポプランたちを或る事件が襲う。同乗していた薔薇の騎士連隊のライナー・ブルームハルト、カスパー・リンツらがポプランたちと協力し合い事件解決を試みるが……。」

あー、はいはい。あのへんね。フムフム。
そして最後の一文。

「ポプランは或る女性との壮大な約束を守り……。」


<心のfont=無限大>誰だよ!!!!!!!!!</font>

ホントに油断も隙もありゃしません。
常に予想の斜め下をいく舞台です。
でも中川さんちょっとだけ見たいなあ…うずうず。
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特技と銀英

最近会得した特技。

「後ろ手で蝶結びが完璧に出来る」

エプロンの紐とかありますでしょー?
あれを後ろ手でひょいひょいっとね。
自分からは見えないけど、触った感じだと悪くないんじゃないかしら。
果たして、職場で同僚に「神崎さん…後ろの蝶結び、完璧じゃないですか…!」と言われました。
やったー!
今では「コートのベルトを後ろ手で蝶結びにする」も出来ますよ!フッフー。

…問題は、前でやる蝶結びがてんで下手ってことです。
なぜ見えてると出来ないんだ…。
元々苦手で、いやでもいつまでも苦手って言ってるわけにもいかんよねと思ってコツを検索し、フムフムなるほどねとコツをいくつか覚え…て、後ろ手で試したら出来るようになったのです。
でも前では出来ない。何故だ。神崎瑠珠の七不思議の一つ。


そしてここの日記でも何度か話題にしました銀英伝舞台化。
ついにキャストのコスプレ、もとい舞台衣装写真が公表されました!こちら
まあヤン提督ったら星でも見ているのかしら。そうねきっとそうねっていうか主要キャストはみんな星を見てるような感じだけど大丈夫ね大丈夫なのね?(不安)どいつもこいつも人の話をてんで聞かなそうな気配だけど大丈夫なのね?
意外とムライがそれっぽくて驚きました。でも踊るんだろうなあ…。
一番それっぽくないのがポプランで驚きました。な…中川さんがもじゃもじゃだ…。
キャラクターデザインは全般的に道原かつみさんの絵に忠実な感じで、それはとても素敵でいいんですがポプラン…はこんな長髪じゃなかった気がするんだ…。
まあメインキャストはこんなもんかと思って、何気なく次のキャストページを見つけてたまげました。
こちら
いるんかいフレデリカ。ああ、結構かわええや。よし。
わあパトリチェフそれっぽーい。
で、私がひそかにそして結構好きなアッテンボローがカッコいい!!!ちょっとーーーー!!くっ…!
ユリアンもいるよ!かっ…可愛いじゃんか…許してやろうじゃんか………(何様?)。で、ナオミって誰だよ。居たっけ?
で、最後のあたりでぶっふー!!!と吹きました。
なにこの美形のアンドリュー・フォーク。げふーーー!あーべっくらした。
最後の「ある男」っていうのは多分○○(一応伏せる)なんだろうけど、話として一体どこまでやるつもりなんだろうか。フレデリカと一緒に出てくるってことはエル・ファシルの脱出劇をやるのかなあ。うーん。
そしてさらにその下、「Stunt」とか「Dancer」とかきなくさい役どころがまたありまして、う”ーーーーん。
どうなっちゃうのかなあ。DVDになったら見てみたいなあ。うーん。
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かんざき * Show must go on! * 22:22 * comments(5) * trackbacks(0) * - -

銀英伝はどこへゆく

銀河英雄伝説。
田中芳樹の名作且つ珍しく完結している作品。
割と好きで、結構読み返していて、登場人物がちゃんと分かるようになりました。
その作品が昨年舞台化しまして、「良くも悪くも想定外のキャスト」とファンの度肝を抜いた配役に爆笑した後、試しに行ってみようかとチケット抽選を申し込んだんですがこれが全滅。
主要キャストにこれでもかとばかりにイケメン俳優をぶっこんだところ想定外のヒットになったらしく、その「帝国篇」を皮切りに「ミッターマイヤー&ロイエンタール篇」「オーベルシュタイン篇」とスピンオフまでかっ飛ばしました。
若手イケメンのミッターマイヤー&ロイエンタールで若年層をがっちり掴み、オーベルシュタイン役に貴水博之を配置してお姉様方もばっちりゲット、「このままでは舞台の絵的に地味な同盟篇はやらないんじゃないだろうか」と心配していたところ、ちょっと前に「来年同盟篇もやりますよー」という告知が来ました。
誰がやるんだと心配していたヤン・ウェンリーは、河村隆一なんですって!
…ええええー…?
なんて予想のつかない舞台なんだ。
RYUICHIって。
配置が違ってますよー。
ナルは帝国側ですよー。
キャストが発表された時に田中芳樹が出した「河村さんのヤンをやっていただければ」という若干投げやり気味なコメントにも笑いました。やー、まあ、そうねー。

河村隆一以外は役者さんだけ発表されてて、配役は発表されてなかったんですが先日明らかになりました(詳しくはこちらね)。
私が注目してた中川晃教さんはポプランときましたか。ま…言われてみればそこしかないわなあ。
一番のツッコミどころはムライが大澄賢也ってところだと思いますけどね。シェーンコップじゃないのかよ!
紅一点は当然フレデリカだろと思ったらジェシカ・エドワーズだし、ユリアンはいないし、絵的に地味すぎる…。

しかしそこもまだいい。

同盟篇キャスティングと同時に発表された、銀英伝カフェオープン(期間限定だけど)。
おいおいおいおいどこまで行っちゃうんだ。
店の紹介文にさらりとかかれた「河村隆一プロデュース楽曲や銀河英雄伝説だけのオリジナルサウンドがBGMとして店内で流れ」という一節も見逃せません。よもや同盟篇では河村隆一が歌うんじゃないだろうな…?
歌うヤン提督ってどんなだよ!
……ジェシカが出てくるってことは、「彼女への熱い想いのたけを一人朗々と歌っちゃうヤン提督」になるんだろうか………がーーーーん…。

予想の斜め下をまっすぐ進んで止まらぬ舞台化銀英伝。これからも楽しみにしています。
そして出来れば舞台のDVDをレンタル可能に!
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かんざき * Show must go on! * 22:36 * comments(3) * trackbacks(0) * - -
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